クロアゲハの幼虫の特徴と飼育方法を紹介!!
クロアゲハは黒っぽい体色に多くな体のアゲハチョウです。とても綺麗な蝶なので、採取したり幼虫を育ててみたい人も多いと思います。今回の記事ではクロアゲハの幼虫の特徴と飼育方法を紹介します。
クロアゲハは黒い羽をしていて大きな蝶で、街中でも見かけることができる馴染み深いアゲハチョウです。
黒いアゲハチョウの中では良く見かける種類で、公園や山道などの濡れている地面で水を飲んでいるところを見かけることが多いです。
今回の記事では、そんなクロアゲハの幼虫の特徴と飼育方法について紹介するので、クロアゲハを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
クロアゲハとは
クロアゲハは名前の通り黒いアゲハチョウで、体長は最大で7cmほどまで成長する大きな蝶です。
日本にほろく分布していて、北海道を除いて全国的に生息しています。夏に見かけるイメージがありますが、春頃から秋頃まで見かけることができます。
体が黒いからか日向はあまり好きじゃなく、日陰を飛んでいることが多いです。
メスは後翅の下にオレンジ色の綺麗な模様が出ることがあります。オスには後翅の上部に白い筋が入ります。
ジャコウアゲハやカラスアゲハなど黒いアゲハチョウは他にもいますが、クロアゲハは黒いアゲハチョウの中でも見かけることが多い種類です。
クロアゲハの幼虫について
クロアゲハの幼虫は他のアゲハチョウの幼虫と似たような見た目をしています。
若齢幼虫の段階ではみんな鳥のフンに擬態しているので見分けるのは難しいです。成長して模様がはっきりしてくると見分けることができます。
クロアゲハの幼虫は背中の模様が白と茶色の幾何学模様になっています。クロアゲハに似ているオナガアゲハは背中の模様が茶褐色や黒っぽい色をしています。
模様は似ていますが、模様の色で見分けることができます。また臭角の色がクロアゲハが赤色なのに対してオナガアゲハた黄色い臭角をしています。
モンキアゲハの幼虫もモンキアゲハの幼虫に似ていますが、背中の模様は真ん中で1度途切れていて繋がっていないので、見分けることができると思います。
クロアゲハの幼虫の飼育方法
アゲハチョウの飼育と同じです。飼育はそれほど難しくありません。
柑橘系の葉を食べるので、餌となる葉っぱを採取できるようにしておくのがいいでしょう。
日陰は好きなチョウなので、庭に柑橘系の木がある場合は、日陰に移動したり日陰になるようにしておくと卵を産んでくれることがあります。
プラケースなどにミカンなどの柑橘系の葉を水差しに入れて設置しておくと餌を食べてくれます。
葉が枯れてきたら餌を交換して餌が切れないようにしましょう。幼虫は餌をよく食べますが、蛹になる時期になると動かなくなって餌を食べなくなります。
餌を食べなくなって心配になるかもしれませんが、そっとしておいて蛹になるのを待ちましょう。
2週間ほどすると蛹は羽化して成虫になります。羽化している途中に触ったりすると羽が傷ついて飛べなくなってしまうので気をつけてください。
羽化したばかりは羽が縮んでいますが、時間とともに羽が伸びてきて、数時間もすると空へ飛び立って行きます。
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