シーボルトミミズの特徴と生態について紹介!!

2019年9月17日

シーボルトミミズの特徴と生態について紹介!!シーボルトミミズは日本固有のミミズで、日本に生息しているミミズの中では最大種でとても大きなミミズです。綺麗な体をしているのでペットとして飼育されることもあります。今回の記事ではシーボルトミミズの特徴と生態について紹介します。

 

シーボルトミミズはとても大きなミミズで、ペットとしても販売されています。青っぽいメタリックな体色をしていて、綺麗なのでペットとして飼育されることもあります。

 

最大で40cmほどまで成長するとても大きなミミズです。迫力のもあるので、飼ってみたい人も多いと思います。飼育自体は簡単ですがほとんど土の中にいるので、あまり見かける機会はありません。

 

今回の記事では、シーボルトミミズの特徴や生態、飼育方法について紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

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シーボルトミミズの特徴

 

 

シーボルトミミズは日本に生息しているミミズで、西日本に広く生息しています。体長は20〜30cmほどですが、大きい個体だと40cmを超えることがあります。

 

とても大きなミミズなので、ウナギ釣りをするときの餌として使用されることの多いミミズです。

 

ミミズといえばピンクや茶褐色の体色をsいている種類が多いですが、シーボルトミミズは紺色をしていて、青っぽいメタリックな体色をしています。

 

名前の由来は、フィリップ・フランツ・シーボルトという人が発見したので、シーボルトという名前がつけられています。

 

 

 

シーボルトミミズの生態

 

 

シーボルトミミズは3年に1度大量発生するという面白い生態をしています。

 

3年おきに大量に発生することで、捕食者に食べきられないようにするためや、発生しない年を作ることで、捕食者の数を減らす作戦ではないかと言われています。

 

シーボルトミミズの寿命は3年ほどと言われています。シーボルトミミズは冬にあると谷底に集まって越冬します。

 

越冬するときは谷底に向かって大移動をします。土の中を移動するわけではなく、地表を移動するので、季節によっては大量のシーボルトミミズの移動を見ることができます。

 

冬場体長のシーボルトミミズが移動をしている姿をみるときっとびっくりとすると思います。

 

 

シーボルトミミズは毒を持ってる?

 

他のミミズと同様にシーボルトミミズは毒は持っていないと言われています。ただ、殺菌がたくさんついているので、触ったらちゃんと手を洗うようにしましょう。

 

また、シーボルトミミズは身の危険を感じると稀に白い粘液を飛ばします。この粘液が目に入ると目が腫れることがあるそうなので気をつけてください。

 

 

シーボルトミミズの飼育方法

 

 

シーボルトミミズは他のミミズと同様の方法で飼育することができます。

 

ミミズを飼育する場合は大きな衣装ケースに腐葉土や畑の土などを入れて飼育します。なるべく土がたくさんあったほうが湿度の管理もしやすいので、30cmほど土を敷いておくようにしましょう。

 

ミミズは土の中の有機物を食べます。最初は腐葉土を使用して、その後に野菜のクズや牛糞などを混ぜてください。

 

1週間に1回ほど土を干し返して、土の中の通気性を維持してください。

 

ミミズは雌雄同体なので、2匹以上のミミズを一緒に飼育していれば、繁殖することがあります。うまく飼育していると勝手に増えてくれることもあるので、飼育していて楽しいと思います。

 

 

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