タマムシってどんな昆虫?タマムシの生態や採取方法、飼育方法を紹介!!
タマムシはとても綺麗な昆虫で、見る機会も少ないので、縁起が良いや幸運を呼ぶと言われています。今回の記事では、タマムシの特徴と生態について紹介します。
タマムシは縁起が良いと言われている昆虫で、メタリックで光沢のある体色をしているとても綺麗な昆虫です。幸運を知らせる昆虫と言われていて、見つけたり家に入ってきた場合は願いが叶うと言われています。
綺麗な昆虫なので虫が苦手な方でもタマムシは平気って方も多いんじゃないでしょうか?
今回の記事では、タマムシの特徴と生態について紹介するので、興味がある人はぜひ読んでみてください。
タマムシの種類について
タマムシにはウバタマムシやアオマダラタマムシ、ヤマトタマムシなど様々な種類のタマムシがいます。
世界には1万5000種ほどのタマムシが存在していると言われていて、日本にもそのうち200種類ほどが生息しています。
緑色のメタリックで綺麗な体色をしているのはヤマトタマムシと呼ばれる種類です。ヤマトタマムシはタマムシの中でも大型の種類で、体色も綺麗なとでとても人気です。
今回の記事で紹介しているのはこのヤマトタマムシです。
タマムシの生態について
タマムシはコウチュウ目カブトムシ亜目タマムシ科に分類される昆虫です。
日本にも数種類のタマムシが生息しています。今回の記事で紹介しているヤマトタマムシは北海道以外の日本全土に生息しています。
タマムシの体長は3〜4cmほどで、細長い体をしてます。体色は緑のメタリックカラーで、背中には虹のような縦縞が入っています。
メタリックな体色は見る角度によって様々な色に変化させています。この体色は直射日光によって体温が上がらないように、太陽光を反射させるためのものだと考えられています。
また、タマムシを捕食する鳥は色の変わるものを怖がります。なので、ベランダなどにCDを吊るしたりしますよね。タマムシは、この光沢のある体で天敵から身を守っていると言われています。
タマムシの幼虫はエノキやケヤキ、桜などの枯れ木を食べて成長します。成長したタマムシの幼虫はそのまま木の中で蛹になり、夏頃に羽化して成虫になります。
成虫はの寿命は1〜2ヶ月ほどと寿命が短く、飛んでいる場所のケヤキやサクラなど高い木の上を飛んでいることが多いので見かける機会が少ないです。
タマムシは成虫になるとエノキやケヤキなどの木の葉を食べるようになります。
タマムシの特徴
タマムシの特徴は何と言ってもその綺麗な見た目だと思います。
日本に生息しているヤマトタマムシはとても綺麗で長持ちするので、昔から装飾品として使われてきました。
タマムシは漢字で書くと玉虫と書きます。この玉という時は宝石という意味で使われています。タマムシは寿命も短いので、タマムシを標本にして保管している人も多いです。
今でも人気の高い昆虫でヤフオクなどではタマムシの標本が1000円ほどで販売されています。
タマムシの採取方法
タマムシは高い場所を飛んでいることが多いので、捕まえるのが難しいです。タマムシは木の上を飛んでいることが多いでの地上の10〜15メートルぐらい上空を飛んでいることが多いです。
地上近くにいるタマムシは産卵を終えて、寿命が近くなっていることが多いです。
タマムシを捕まえたい場合は上空を確認してみてください。サクラやケヤキ、エノキの木の周りにいることが多いので、そういった木の周りを探してみてください。
高いところにいる事が多いので、採取しに行くときは木の高いところにいる事が多いので、虫取り網を用意して行きましょう。
木の上以外には、産卵をするために降りてきたメスを採取するのがいいと思います。タマムシのメスは枯れ木や切り株に産卵をします。
伐採木が積んである場所などを探してみるとタマムシのメスを見つける事ができます。オスよりも簡単に捕まえる事ができます。
タマムシは飼育できる?
タマムシは飼育が難しいことで知られている昆虫です。
理由は飼育環境によるストレスで拒食になってしまう事が多いからです。飼育環境を整えていても餌を食べてくれなく、飼育を初めてから数日で死んでしまう事が多いです。
それでも飼育に挑戦してみたい場合はタマムシの餌になるエノキやケヤキの木の葉を用意して、水差しに入れて飼育ケース内に設置してください。
水差しにそのまま入れると水の中にタマムシが落ちて溺れてしまう事があるので、水差しには脱脂綿などを入れておきましょう。
餌になるケヤキやエノキの葉はなるべく毎日交換して新鮮なものが食べられるようにしましょう。
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