オオカマキリの特徴や見分け方、飼育方法を紹介!!
オオカマキリは東南アジアに生息しているカマキリです。日本にも生息していて見かけることが多いカマキリなので、捕まえたことがある人も多いと思います。日本最大のカマキリで子供にも人気ですが、見分けるのが難しい人も多いと思います。今回の記事ではオオカマキリの見分け方や飼育方法を紹介します。
オオカマキリは名前の通り、日本に生息しているカマキリの中では最大の種類です。また、国内に生息しているカマキリの中でも見かけることも多く、知名度も高いのでオオカマキリの名前を聞いたことがある人も多いと思います。
ただ、日本に生息しているカマキリは見た目も似ているので、見分けがつく人は少ないと思います。
今回の記事ではオオカマキリの特徴や飼育方法、見分け方を紹介するので、オオカマキリを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
オオカマキリの特徴
オオカマキリは日本に生息しているカマキリの中で最大の種類です。
オスは最大で9cmほど、メスは10cmほどまで成長します。日本で最大の種類なので、大きなカマキリを見つけたりオオカマキリの可能性が高いです。
体色は緑色のタイプと褐色のタイプの2通りがあります。成虫は7月の下旬ごろから10月ごろまで見かけることができます。
オオカマキリは10月ごろに産卵をして、卵のまま冬を越して5〜7月ごろに孵化をします。なので、オオカマキリの幼虫は5〜8月ごろに見かけることができます。
カマキリの卵は暖かくなると孵化をするので、暖かい環境で飼育していると産卵をしてから1〜2ヶ月ほどで孵化をしてしまうことがあります。
カマキリの卵嚢を採取して暖かい部屋で管理していると冬場に孵化してしまうことがあるので注意してください。
オオカマキリの生態
オオカマキリは3〜4月ごろに孵化をします。一つの卵塊から200匹ほどの幼虫が生まれます。
幼虫は共食いをしたり、小さな昆虫を捕食しながら成虫へと成長します。オオカマキリは獰猛な昆虫で、小型の昆虫の他に小型の爬虫類やカエル、他にも小型の鳥類を食べてしまう事があります。
幼虫は6回の脱皮を終えると大人になり、大きな羽がついている成虫になります。
オオカマキリの見分け方
オオカマキリは他のカマキリとも見た目が似ているので、ぱっと見で見分けるのは難しいです。
オオカマキリを見分けるときは翅の内側を確認してください。カマキリは威嚇をするときに翅を広げます。
オオカマキリは翅を広げたときに後翅の付け根が紫色になっていて全体的に黒い色をしています。チョウセンカマキリの場合はこの後翅は透明です。
また、鎌の付け根がオオカマキリとチョウセンカマキリでは色が違います。オオカマキリは鎌の付け根が黄色っぽいのに対して、チョウセンカマキリは鎌の付け根がオレンジ色をしています。
ぱっと見だけでは判断することがは難しいので、オオカマキリか確認したいときは翅の内側を確認して見てください。
オオカマキリの飼育方法
オオカマキリの飼育はそれほど難しくありません。オオカマキリは飼育ケース、登り木、水入れがあれば飼育することができます。
飼育ケースはオオカマキリが脱走しないように蓋のついているプラケースを使用しましょう。
プラケースにはカマキリが立体的に移動することができるように、枝や葉などがついている登り技を設置してください。
登り木は公園などで採取することもできるので、わざわざ購入しなくてもいいと思います。
水が飲めないとカマキリはすぐに死んでしまいます。なので飼育するときは水が切れないように注意してください。
水入れは小さいタッパーなどを使用することができます。水を入れてそのまま設置すると溺れてしまうことがあるので、水入れには脱脂綿やウールマットを入れて足場を作っておきましょう。
オオカマキリの飼育にオススメの餌
オオカマキリは肉食の昆虫なので、餌はコオロギやレッドローチなどの生き餌さを用意するのがいいと思います。
生き餌の他にもソーセージや肉の切れ端、ドックフードなど、様々なものを食べます。他にもオオカマキリを飼育している人の中にはヨーグルトを与えて飼育している人もいます。
ヨーグルトやソーセージなどはスプーンや箸などで掴んで口元に持っておくと、鎌で抑えて餌を食べます。
野生のカマキリは主に昆虫を食べているので、飼育下でも昆虫をメインに与えるようにしましょう。コオロギやレッドローチは爬虫類や大型の熱帯魚を販売しているお店で、餌として販売されていることが多いです。
コオロギは顎の力が強いので、コオロギを与える場合は飼育しているオオカマキリよりも小さいサイズを用意して、飼育ケース内に2〜3匹ほど入れておくようにしましょう。
オオカマキリの繁殖方法
オオカマキリは秋頃になると産卵をします。100個以上の卵がひと塊りになった、卵嚢と呼ばれる卵を産みます。
オオカマキリの卵は暖かい場所で保管して入れば1〜2ヶ月ほどで孵化をします。自然下では卵のまま冬を越えて春になって暖かくなってから孵化をします。
オスとメスのオオカマキリを一緒のケースで飼育していると、オスがメスの背中に飛び乗って交尾をします。
交尾が終わるとオスはメスに食べられてしまうことが多いです。メスはその後、木の枝やケースの蓋などに産卵をします。
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