カマキリの卵について!産卵方法や孵化する時期を紹介!!
カマキリは草や木の枝などに産卵をします。公園などに行くと草や木の枝などに茶色い塊が付いているのを見たことがある人も多いと思います。今回の記事では、カマキリの卵が孵化する時期などを紹介します。
公園や河川敷などの藪の中などを探してみるとカマキリの卵を見つけることができます。カマキリは秋頃に卵を生むので、カマキリの卵を探すときは秋ごろに探せば簡単にカマキリの卵を見つけることができます。
カマキリの卵を孵化させるのも簡単なので、カマキリの幼体を飼育したい場合はぜひ探してみてください。
今回の記事ではカマキリの卵の孵化する時期や孵化方法を紹介するので、カマキリの幼体を飼育したい方などはぜひ読んでみてください。
カマキリの産卵方法
カマキリは交尾を終えた後に秋頃に卵を生みます。
カマキリは卵を一つずつ生むわけではなく、卵の入った泡を生みます。この泡は初めは泡上で柔らかいですが、時間がたってくると硬くなって、中の卵を守ることができます。
この塊を卵鞘(らんしょう)と言います。
カマキリはこの卵鞘を数回に分けて、2〜5個ほどの卵鞘を生みます。卵鞘の中にはたくさんの空気が含まれていて、断熱効果が高いので冬の寒さから卵を守ることができます。
断熱効果がとても高いので、卵鞘が雪に埋れてしまっても春に慣れば問題なく孵化することができます。
カマキリの産卵場所
木の枝や枯れたイネ科の植物の茎や葉っぱの裏などに卵を生みます。
藪の中を探して見たり、稲刈りをした後の水田などを探してみると簡単に見つけることができます。
ハラビロカマキリは樹上棲なので、木の枝に産卵していることが多いです。オオカマキリやチョウセンカマキリ、コカマキリは草地に生息していることが多いので、育てたいカマキリがいるなら、種類に合わせて探す場所を変えて見てください。
カマキリの卵が孵化する時期
カマキリの卵鞘は秋に産んだら、そのまま冬を越して4〜5月頃に孵化をします。
オオカマキリの場合は一つの卵鞘からは200〜300匹ほどの幼虫が生まれます。
生まれた幼虫は小さいながら、見た目は成体と同じです。幼虫は生まれた後、1回目の脱皮をすることで成虫になります。
自然下では4〜5月頃に孵化しますが、飼育下では1ヶ月ぐらいで孵化することがあります。
カマキリが孵化するかどうかは外気温が関係しています。外気温が高いと1ヶ月ぐらいで孵化するので、飼育下では1ヶ月程度で孵化することがあるので注意してください。
孵化する時期が早いと餌が不足してしまって、死んでしまうことがあるのでカマキリの卵を孵化させたい場合は、ちゃんと餌を用意しておくようにしましょう。
カマキリの幼体の飼育方法
カマキリの卵を孵化させる場合は、逃すにしてもちゃんと幼体を飼育して、春先に逃がしてあげるようにしましょう。
カマキリの幼体の飼育は難しいので、ちゃんと餌を用意して飼育するようにしましょう。カマキリの幼体は、タカラダニ、アブラムシ、トビムシなどの小さい昆虫を食べています。
餌となる小さい昆虫を採取することができない場合はショウジョウバエなどを繁殖させて与えるのがいいと思います。
昆虫用のゼリーや果物の皮などをケース内に放置しているとショウジョウバエが湧いてきます。ショウジョウバエが湧いたら、プラケースに目の細かいネットを挟んで、コバエが逃げないようにしましょう。
羽が生えていなく、飛ばないコバエも販売されているので、そういったものを使用するのがいいと思います。
2〜3週間くらいするとカマキリは小さなコオロギを食べられるようになってきます。
そのぐらい大きくなったら、コオロギやデュビアやレッドローチを与えて飼育するのがいいと思います。
餌の他には水切れにも注意してください。カマキリの幼体は水入れを設置していると溺れてしまうことがあります。
なので、水入れを設置するときはガーゼやウールマットを入れて溺れないようにするか、霧吹きをしてケースの側面を濡らすようにしてください。
カマキリの卵を孵化させよう!孵化させる方法と幼体の飼育方法を紹介!
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