カマキリの寄生虫、ハリガネムシの特徴や生態を紹介!!

2019年1月12日

カマキリの寄生虫、ハリガネムシの特徴や生態を紹介!!

カマキリにはハリガネムシという寄生虫が寄生していることがあります。名前を聞いたことがある人も多いと思います。今回の記事では、カマキリの寄生虫、ハリガネムシについて紹介します。

 

 

ハリガネムシはカマキリに寄生する寄生虫で、ハラビロカマキリには高確率でハリガネムシが寄生しています。

 

名前は知っているけど見たことがない人も多いとと思います。

 

今回の記事では、カマキリの寄生虫、ハリガネムシの生態について紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

ハリガネムシとは

 

 

ハリガネムシは名前の通り、針金のように細長い体をしている寄生虫です。

 

ハリガネムシはカマキリ以外にもバッタやコオロギ、カマドウマなどにも寄生します。

 

 

カマキリの中では、ハラビロカマキリが寄生されていることが多いです。水辺に住んでいるハラビロカマキリであれば、高確率で寄生されています。

 

 

ハリガネムシの生態

 

 

ハリガネムシはカマキリなどの昆虫に寄生すると、お腹の中で成長します。

 

成長して生体になるとカマキリなどの昆虫を操り、水辺に向かわせます。水辺のたどり着き、水の中に入るとお尻のあたりから出てきて、水中へ移動します。

 

ハリガネムシは元々は水中に生息している昆虫です。水中へ移動したハリガネムシはオスとメスが交尾をして、水草などに卵を産み付けます。

 

卵から生まれたハリガネムシの幼虫はプランクトンなどに食べられることで、プランクトンの体内に寄生をします。

 

ハリガネムシに寄生されたプランクトンをヤゴやゲンゴロウに食べられることで水生昆虫に規制をします。

 

水生昆虫が成長して成虫になって陸に上がった後、カマキリなどの大型の昆虫に捕食されることによって、カマキリに寄生をします。

 

水生昆虫を経由してカマキリに寄生するので、全てのカマキリが寄生されている訳ではありません。

 

オオカマキリは林や原っぱに生息していることが多く、トンボやカゲロウを食べる機会が少ないので、寄生されていることは少ないです。

 

ハラビロカマキリは樹上棲の強いカマキリなので、トンボやカゲロウを食べる機会も多いので、ハリガネムシに寄生されていることが多いです。

 

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ハリガメムシの出し方

 

 

ハリガネムシを実際に観察したい場合は、カマキリを捕まえて、お尻を水につけてみてください。

 

カマキリがハリガネムシに寄生されているかどうかは、見た目ではわからないので、水につけてみないと寄生されているかどうかはわかりません。

 

ほとんどのカマキリはハリガネムシに寄生されているので、何匹か水につけてみるとハリガメムシが出てくると思います。

 

ハリガネムシが体から出てくると、カマキリは数日で死んでしまい、交尾をすることもできません。

 

 

 

ハリガネムシは人間に寄生するのか

 

 

ハリガネムシは人間には寄生しません。

 

ハリガネムシは昆虫に寄生する寄生虫で哺乳類には寄生しません。なので、犬や猫などのペットがハリガネムシが寄生している昆虫を食べてしまっても寄生されることはありません。

 

あまりないと思いますが、ハリガネムシが寄生している昆虫を人間や犬や猫などが食べたとしても消化されて便と一緒に体外へ排泄されます。なので、それほど怖い寄生虫ではありません。

 

 

 

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