エンマコオロギの特徴や生態、飼育方法について紹介!!
エンマコオロギは日本に広く生息しているコオロギです。日本に生息しているコオロギの中では最大級で民家の近くでも見かけることが多いです。今回の記事では、エンマコオロギの特徴や生態、飼育方法について紹介します。
エンマコオロギは焦げ茶色でとても大きなコオロギです。日本に広く生息しているコオロギで、原っぱや公園などの他に民家の近くに生息しているコオロギで、探してみると比較的簡単に見つけることができます。
比較的簡単に捕まえることができるので、肉食の昆虫を飼育する場合や爬虫類を飼育する場合の餌として、採取して繁殖させることもできます。
今回の記事では、エンマコオロギの特徴や生態、飼育方法について紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
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エンマコオロギの特徴
エンマコオロギは黒と焦げ茶の体色をしている頭には光沢があります。フタホシコオロギにも似ていますが、フタホシよりも体色が茶色っぽいです。
日本に生息しいるコオロギの中では最大の種類で、大きくなると35mmほどまで成長します。
生息している範囲も広く、畑や原っぱなどの他に、河川敷や公園、民家の周辺でも見かけることができます。
エンマコオロギの分布
エンマコオロギは日本に広く生息していて、北海道から、本州、四国、九州にまで生息しています。
生息している場所も広いので、探してみると簡単に見つけることができます。
河川敷や原っぱなどの枯れ草の下などに多く生息しています。枯れ草をひっくり返してみるとエンマコオロギを見つけることができます。
エンマコオロギの成虫は夏場に多く生息しているので、探す場合は夏場に探すのが良いと思います。
エンマコオロギの生態
エンマコオロギは幼虫、成虫両方とも植物や植物の種、昆虫や動物の死骸などを食べています。雑食性の昆虫なので、様々なものを食べることができます。
白菜や大根の新芽なども食べてしまうので、害虫として駆除されることもあります。
夏場は活発に活動しますが、気温が低くなると土の中に潜ってしまい、11月ぐらいまで生息します。
エンマコオロギは10月ごろまで後尾や産卵をして、卵のまま越冬をします。
エンマコオロギは飼育方法
エンマコオロギはフタホシコオロギなどと同じ方法で飼育することができます。
雑食性ですがたんぱく質が不足すると共食いをしてしまうので、飼育する場合はたんぱく質が不足しないように注意してください。
野菜の切れ端などを入れておくと食べてくれますが、それだけだと共食いがおきてしまうので、コオロギ用の人工餌やグラパイなどの昆虫食の爬虫類用の人工餌も一緒に与えるようにしましょう。
あとは湿度が高くなりすぎないように注意してください。コオロギは湿度が高くなりすぎると全滅してしまうことがあります。
なので、夏場はなるべく涼しくて風通しのいい場所で飼育するようにしましょう。また、ケース内が汚れすぎるとアンモニア中毒で死んでしまいます。
飼育するエンマコオロギの数にもよりますが、最低でも週に1回はケース内を掃除するのがいいと思います。
コオロギを飼育するときは、飼育ケースを2つ用意して、一方のケースが汚れたら、コオロギだけ新しいケースに移して、汚れたケースは水洗いするとメンテナンスが簡単です。
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