カマドウマの特徴と生態について紹介!!
カマドウマは見た目が気持ち悪いので不快害虫として嫌われている昆虫です。確かに見た目が気持ち悪く、湿気が多い場所によく生息しているので、床下などに生息していることもあります。今回の記事ではカマドウマの特徴と生態について紹介します。
カマドウマは見た目が気持ち悪いという理由で害虫扱いされている昆虫です。見た目が気持ち悪いので、ゴキブリよりも嫌いって人も多いと思います。
毒を持っていないので、飼育することもできる昆虫です。
今回の記事ではカマドウマの特徴と生態について紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
カマドウマの特徴
カマドウマはバッタの仲間なので、バッタのように大きな足を持っています。
ただ、カマドウマはバッタとは違い翅を持っていなく、丸っこい体をしています。
バッタに比べてもジャンプ力が高く、飼育しているとフタや壁に激突して死んでしまうことがあります。
湿度が高い環境が好きで、昔かまどでよく見かけることがあったことと、せななが丸まっていて、馬に似ているということでカマドウマと呼ばれるようになったと言われています。
かまどの周りには食材の切れ端があったりしてたと思うので、夜になるとそれを食べに集まっていたようです。
かまどの他にトイレでもよく見かけるので、便所コオロギとも呼ばれることがあります。
湿度の高い環境が好きなので、床下に生息していることも多いです。大雨が降って、床下に水がたまると住宅に侵入してくることがあります。
カマドウマの生態
カマドウマは日本だけでも70種類以上いて、基本的には森の中のジメジメした場所に生息しています。
昔ほど見かける機会が少なくなりましたが、雑木林などに行けば見つけることができます。
カマドウマは雑食性なので、野菜のクズなどの他に、昆虫や動物の死骸なども食べます。
共食いすることも多く、一緒に飼育していると共食いしてしまうことがあるので、注意してください。
昆虫を捕食することが多いので、カマキリと同様にハリガネムシに寄生されていることが多いです。
カマドウマの寿命は2〜3年ほどだと言われています。カマドウマの生態は未解明なところが多く、どういったサイクルで成長しているのかはわかっていません。
ただ、秋頃になるとカマドウマの子供を見かけることが多いので、夏から秋にかけて産卵して、子供のカマドウマは小さいまま冬越をすると言われています。
カマドウマの駆除方法
毒はありませんが、見た目が気持ち悪いので、駆除したい人も多いと思います。
床下や庭などの湿度の高い場所に生息するので、駆除する場合は、まず湿度の高い場所を作らないようにしましょう。
床下などに落ち葉が溜まっていたりすると湿度が高くなり、昆虫の住処になってしまうので、掃除をするのがいいと思います。
床下などを綺麗にすることができたら、アリ駆除用の殺虫剤を噴射することで、カマドウマを駆除することができ、また侵入しづらくすることができます。
他にもゴキブリ用の粘着性のトラップを設置しておくとカマドウマを捕獲することができます。
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