イガラの生態や幼虫の駆除方法を紹介!!

2019年2月19日

イガラの生態や幼虫の駆除方法を紹介!!イガラは刺されると強烈に痛いとても記念の昆虫です。ガーデニングなどをしている人にとってはよく知る害虫だと思います。今回の記事では、イガラの生態や幼虫の駆除方法を紹介します。

 

 

イガラは森だけでなく街中でも遭遇することが多い昆虫です。刺されると電気が走ったような痛みがあり、とても危険です。

ガーデニングなどをしている場合はしっかりと対策をして、イガラの幼虫が発生した場合は駆除する必要があります。

 

今回の記事ではイガラの生態と幼虫の駆除方法を紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

 

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イガラの生態について

 

 

イガラはイガラ科に属している蛾の総称です。

イガラと一言に行っても、ヒロヘリアオイガラ、ナシイガラ、アカイガラ、ヒメクロイガラなどの種類がいます。

 

日本に広く生息していて、北海道から九州まで生息しているのが確認されています。成虫には毒はありませんが、幼虫は強い毒を持っています。

 

幼虫はイラムシやデンキムシなどと呼ばれています。

 

幼虫は夏頃から秋頃に発生して、桜やリンゴのきやカエデやケヤキなど幅広い樹木に生息します。

 

幅広い樹木に生息しているので、街路樹などにも生息していることが多いので街中でも接触することがあるので注意してください。

 

 

 

イガラの幼虫の見た目

 

 

種類にもよりますが、イガラの幼虫には小さい突起に沢山の棘が付いています。この棘に触れると電気が走ったような痛みを感じます。

 

体色は黄緑の種類と茶褐色の種類がいます。体色はとても綺麗です。種類によってはオレンジや青などの綺麗な色が入っています。

 

 

イガラの駆除方法

 

 

イガラは毒性が強いので、素手では触らないようにしましょう。

 

イガラの棘が葉っぱや孵化した卵についていることもあるので、そういったものも素手では触らないようにしましょう。

 

イガラの数が少ない場合は割り箸などでつまんで1匹ずつ捕獲して駆除するのがいいと思います。

 

イガラの数が多い場合は有機リン系の殺虫剤を使用しましょう。殺虫剤を散布して少し待つと幼虫が葉っぱから落ちて死にます。

 

イガラが発生している木や葉の下に新聞紙などを敷いておくと綺麗に駆除することができます。

 

死んでも針には毒があるので、触ったりせずに綺麗に処分するようにしましょう。

 

 

イガラに刺された時の対処法

 

 

もしイガラに刺されたらガムテープなどを使って、皮膚についている毒棘を取り除きましょう。イガラ以外の毛虫に刺されたときは同じ方法で対処するのが効果的です。

 

イガラに刺された場所をテープを貼って剥がすことを何度か繰り返すと毒棘を取り除くことができます。

 

テープを使って毒棘を取り除いたら流水で傷口を洗ってください。水で洗い流すことで痛みを和らげることができます。

 

あとは抗ヒスタミン軟膏を塗って様子を見ましょう。症状がひどい場合やあまりに痛い場合は皮膚科などで受診するのがいいと思います。

 

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