アシダカグモの特徴や生態、飼育方法について紹介!!
アシタガグモはゴキブリハンターとしてもよく知られている蜘蛛です。足が長く大きな蜘蛛で、家に出ることが多いので見つけてびっくりしたことがあると思います。今回の記事ではアシダカグモの特徴や生態、飼育方法について紹介します。
アシダカグモは家に出ることが多く、体長も大きいので家に出てきてびっくりしたことがある人も多いと思います。
ただ、人を襲うことはなく、臆病な蜘蛛で自分より大きなものに襲いかかることはありません。ゴキブリを食べてくれるので益虫としても知られているので、家で見つけてもそっとしておくのがいいと思います。
今回の記事ではアシダカグモの特徴や生態、飼育方法について紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
アシタガグモの特徴
アシタガグモがアシタガグモ科に分類されている蜘蛛で、人に家に生息している大型の蜘蛛です。
糸を張って巣を作ったり、縄張りを作る種類ではなく、徘徊をして獲物を捕食する蜘蛛です。
ゴキビリなどの小型の昆虫を捕食してくれるので、益虫として知られています。ただ、見た目が怖いので、怖がられていて駆除されてしまうこともあります。
体長は体自体は3cmほどと小さいですが足がとても長く、大きなものだと5cmほどの大きな足を持っていて、非常に大きく見えます。
足を広げた姿はとても大きく、手のひらほどの大きさになります。
アシダカグモの生態について
アシダカグモは益虫として知られている蜘蛛で民家など小型の昆虫がいる場所に生息して、獲物を捕食して生きています。
アシタガグモは小型の昆虫を捕食することが多いですが、大きなアシタガグモだとネズミなどの小型の動物を捕食することもあると言われています。
益虫として知られていますがゴキブリよりも見た目が怖いので駆除されてしまうことがありますが、駆除するのはあまりおすすめしません。
アシダカグモはゴキブリなどの昆虫がいる場所を移動しながら捕食しているので、アシダカグモがいるということは家にゴキブリがいることになります。
また、ゴキブリがいなくなればアシダカグモは他の場所に移動するので、放っておいてもいずれいなくなります。
ゴキブリもアシタガグモが出ると引越しをするようなので、放っておけば何もしなくて家のゴキブリを駆除することができます。
アシダカグモは寒さに弱いので、沖縄などの暖かい地域でないと野外で冬を越えることができません。なので、民家がアシタガグモの理想の生息環境になっています。
アシタガグモはインドが原産の蜘蛛で世界中に生息しています。
日本に広く生息している蜘蛛ですが寒さに弱いので、福島県あたりまでしか生息していないと言われています。ただ、近年温暖化などの景況で少しずつ北上していると考えられています。
アシタガグモの寿命はとても長く、飼育下では10年ほど生きることもあると言われています。
多くの蜘蛛は1年のサイクルで産卵をして寿命も迎えることが多いですが、野生化でもアシダカグモは数年生きます。
アシタガグモの飼育方法
アシタガグモは毒を持っていなく、人を襲うことがないので比較的簡単に飼育することができます。
ただ、逃げられないと悟ると噛み付いてくることがあります。少し痛いぐらいですがその点は注意してください。
飼育はプラケースがあれば可能です。プラケースの中にはアシダカグモが隠れられるシェルターを用意しておきましょう。
アシタガグモは夜行性の昆虫で、昼間は暗い場所に隠れています。なので、シェルターを設置しておくことでストレスを軽減することができます。
床材は使用しなくてもいいですが、見た目が気になる場合は腐葉土などを入れておくのがいいと思います。
アシダカグモの餌について
アシタガグモを飼育する際は生き餌を用意しておく必要があります。
生き餌はコオロギやデュビアがいいと思います。餌は1日に1匹ほどで十分です。アシタガグモは1度餌を捕まえても新しい獲物を見つけると捕まえた餌を捨てて新しい獲物を捕まえに行きます。
なので、餌をたくさん入れるとアシダカグモが捕獲を繰り返してしまうので、1日1匹にして同時に2匹以上入れないようにしましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません