ジョロウグモには毒がある?特徴や生態・毒性を紹介!!
ジョロウグモは見かけることの多い蜘蛛で大きな巣を作るのが特徴です。見た目も派手で体長も大きくて、庭や玄関先などに巣を作ることがあり、身近な蜘蛛なので見かけることも多いと思います。今回の記事ではジョロウグモの特徴や生態、毒を持っているのかなどを紹介します。
ジョロウグモは黒と黄色の縞模様が特徴的な蜘蛛で、見かけることも多い蜘蛛です。体色も派手で体調も大きいので、気持ち悪いと思う人多いと思います。
昔から身近な昆虫で、妖怪のモデルになっていたりする面白い昆虫です。
今回の記事ではジョロウグモの特徴について紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
ジョロウグモの特徴
ジョロウグモは黄色と黒の縞模様をしていて、お尻は赤くなっているのでとても目立ちます。
派手な見た目をしているので、昆虫が苦手な方はぎょっとしてしまいますよね。ジョロウグモは9月ごろになるとベランダや庭、玄関先などに巣を作るので、見かける機会も増えてきます。
日本には北海道を除く地域に生息していて、民家の近くにも生息しているので見かけることが多い蜘蛛です。日本以外にもインドや台湾、中国などアジア圏に広く生息している昆虫です。
脚を入れるとメスは30cmほどまで成長し、オスは13cmほどまで成長します。オスとメスでは体長に大きな差があります。
よく見かける黄色と黒の縞模様のある大きなジョロウグモはメスで、オスは地味な見た目をしていて、体長も小さいので見つけづらいです。
ジョロウグモのオスはメスの巣に近ずいて交尾をする機会を伺っています。ジョロウグモはあまり目が良くないので、オスがメスに近ずくと餌だと勘違いして食べられてしまうことがあります。
なので、ジョロウグモのオスはメスの巣の近くにメスに近づける機会を伺っています。
ジョロウグモの巣を観察していると、巣の端っこに小さい蜘蛛がいることがあります。その小さい蜘蛛がジョロウグモのオスです。ジョロウグモのオスを見つけてみたい方はジョロウグモの巣の周りを探してみてください。
ジョロウグモの毒性について
ジョロウグモは黄色と黒の縞模様をしていて、派手な見た目をしているので、毒がありそうですよね。
実際にジョロウグモは毒を持っています。毒といっても人間に影響があるほどの毒ではないので、安心してください。
巣にかかった昆虫を麻痺させるための毒で、微量な毒しか持っていないので、人が噛まれても影響はありません。また、噛む力も弱く、捕まえたとしても噛むことはほとんどありません。
ジョロウグモの生態について
ジョロウグモは他の蜘蛛のように2次元的な巣ではなく、立体的な3次元的な巣を作ります。
ジョロウグモは体のサイズに合わせた巣を作ります。大きなジョロウグモになるとセミやスズメバチなどの大きな昆虫も捕まえて食べてしまいます。
ジョロウグモは普段は巣の真ん中にいます。餌がかかると振動を足についている毛でキャッチして、餌のところまで移動します。
捉えた餌の場所まで行くと、餌に噛み付いて毒を流し込んで動かないようにします。毒を流し込んで動かなくなったら、糸をぐるぐる巻きにして巣の中央部分に運び、数日かけて食べます。
ジョロウグモは9〜10月ごろが繁殖期で、オスは食事中や脱皮が終わった直後のメスに近ずいて交尾をします。
交尾が終わったメスは葉っぱや家の隙間などに卵嚢を作って産卵をします。産卵が近いジョロウグモはお腹がパンパンになります。
ジョロウグモの卵はそのまま冬を越して、春になると孵化をします。
孵化して1齢の間は卵嚢のなかで過ごして、2齢になると同じジョロウグモの幼虫を集団で生活をします。
1箇所に何匹ものジョロウグモの幼虫が会う待って巣を作ります。その後成長すると糸を垂らして、糸で風を受けることで風に乗って遠くまで飛んでいきます。
ジョロウグモは食べられる?
実はジョロウグモは食べることができます。
見た目が気持ち悪いので、中々食べる気にはなりませんが、実は食べることができる昆虫で、味も美味しいと昆虫食をされる方には人気の高い種類です。
脚ごと食べることができて、お腹は芋のような味がして美味しいそうです。昆虫食初心者の人でも食べやすいと言われている種類なので、昆虫食にチャレンジしてみたい方は挑戦してみてください。
中でも産卵前の卵を持っているメスが美味しいと言われているので、食べてみたい方は秋頃に探してみるのがいいと思います。
ジョロウグモは素揚げをした後塩をかけて食べたり、茹でて食べたりといったシンプルな方法で食べることができるので、捕まえることができれば簡単に調理することができます。
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