ゴマダラカミキリの特徴や飼育方法を紹介!!
ゴマダラカミキリはカミキリムシの中でも見かけることの多い種類です。触覚が長く見た目もカッコイイので飼ってみたい人は多いと思います。今回の記事ではゴマダラカマキリの特徴と飼育方法を紹介します。
カミキリムシは木を食べるので、果樹園や農業などをされている人にとっては害虫として知られています。
木を食べるので、庭などでも見かけることが多く、住宅街にも生息しています。捕まえる機会も多いので、捕まえて飼ってみたいと思う人も多いと思います。
今回の記事では、ゴマダラカミキリの特徴と飼育方法を紹介するので、ゴマダラカミキリを飼って見たい方はぜひ読んでみてください。
ゴマダラカミキリの特徴
ゴマダラカミキリは甲虫目カミキリムシ科に分類される昆虫です。
ミカンなどの柑橘系の木を好んで食べますが、食べる木の範囲も広く、街路樹や公園の木などで見かけることも多いです。
全身は黒く、背中には白い斑点が並んでいます。触覚は黒と青っぽい白の縞模様になっています。触角の長さは体調の1.5倍ほどありとても長いです。
日本全土に生息しているカミキリムシなので、カミキリムシの中でも見かけることが多く捕まえやすい種類です。
ゴマダラカマキリは樹皮に傷をつけて、そこに産卵します。幼虫はそのまま木を食べながら成長します。
幼虫は1〜2年ほど木の中で暮らし、木の中で蛹になります。さなぎから孵化した成虫は木に穴を開けて外に出ます。
カミキリムシの幼虫に食べられた木は、中に1〜2cmほどの穴が空いてしまい、強度が弱くなって折れやすくなります。
害虫としてのゴマダラカマキリについて
昆虫が好きな人にとっては人気の高い昆虫ですが、ゴマダラカマキリは幼虫も成虫を食害を起こしてしまうので、果樹農家の方からは嫌われています。
ゴマダラカマキリは生木に産卵をして、幼虫はその木を食べてしまいます。幼虫が木の中を食べてしまうと、木が倒れてしまったり、枯れてしまうことがあるので、果樹園の方からには嫌われています。
ゴマダラカミキリの捕まえ方
ゴマダラカミキリを捕まえるときは灯火採取がオススメです。目視で探すのもいいと思いますが、灯火採取の方が簡単に捕まえることができます。
カミキリムシはとても噛む力がとても強いので、捕まえるときは気をつけてください。
指を噛まれると血も出て痛いので、カミキリムシを捕まえに行くときは軍手などをしておくようにしましょう。
ゴマダラカミキリの飼育方法
ゴマダラカミキリは飼育ケース、登り木、餌があれば飼育することができます。
ゴマダラカミキリは基本的には木を食べます。柑橘類やイチジク、栗などの生木や葉などを食べます。
ただ、柑橘類やイチジクの生木を用意するのは大変だと思います。ゴマダラカミキリは生木の他に昆虫ゼリーやリンゴなどの果物の皮も食べます。
毎回餌を用意するのは大変だと思うので、昆虫ゼリーを与えて飼育するのがいいと思います。
ゴマダラカミキリはほとんど餌を食べないので、昆虫ゼリーは残りやすくコバエが湧きやすいです。なので、昆虫ゼリーが余っていてもコバエが発生する前に交換するようにしましょう。
餌の他には登り木を設置しておきましょう。ゴマダラカミキリは木の陰に隠れていることが多いので、登り木をいくつか設置して隠れられるようにしておきましょう。
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