ヤスデは飼える?ヤスデの飼育方法や特徴を紹介!!
ヤスデの飼育は簡単で近年ではペットとして飼育されることも多い昆虫です。様々な種類のヤスデがペットショップなどで販売されています。奇蟲の多くは毒を持っていますが、ヤスデは無毒なので、飼育がしやすいです。今回の記事ではヤスデの特徴と飼育方法について紹介します。
ヤスデは世界中に生息していて、日本国内だけでも200種類以上のヤスデが生息しています。最近では外国産のヤスデがペットショップなどで販売されています。
国内のヤスデも簡単に飼育することができるので、ヤスデを飼ってみたい方は、まずは国内に生息しているヤスデを飼育してみて、ヤスデの飼育に慣れてから、外国産のヤスデの飼育に挑戦するのがいいと思います。
今回の記事では、ヤスデの特徴と飼育方法について紹介するので、ヤスデを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
ヤスデの特徴
ヤスデは昆虫だと思われることもありますが、節足動物なので昆虫とは違います。足がたくさんあってムカデにも似ていて気持ち悪いので、害虫に分類されています。
日本には数種類のヤスデが生息していますが、一般的に見かけることが多いのはヤケヤスデという種類です。
ヤケヤスデはほぼ日本全土に生息していてます。湿った場所が好きなので、雑木林の落ち葉の下や軒下などを探してみると見つけることができます。
体長は20cm程度と小さめのヤスデです。黒っぽい体色をしていて、焼けたような色をしているのでヤケヤスデと呼ばれています。
海外にはタンザニアオオヤスデやマレーオオヤスデなど大きなヤスデが生息しています。どちらもペットとして人気で、ペットショップなどで販売されていることがあります。
ヤスデの毒性について
ヤスデは他の奇蟲のように毒性はなく、性格もおとなしいので飼育しやすいです。
ヤスデに毒はありませんが、刺激すると強烈な匂いを発生させます。この匂いを大量に吸い込むと頭痛や吐き気などのを引き起こすことがあるそうです。
また、皮膚が弱い方だと肌についた所がヒリヒリすることがあるので、手についたらすぐ洗い、刺激液が付いたら手で、目や口を触らないようにしましょう。
なので、大量のヤスデを駆除する場合はにおいを嗅がないように気をつけましょう。
ヤスデの飼育方法
日本に生息しているヤケヤスデの場合は20cm程度までしか成長しないので、小型のプラケースで飼育することができます。
水槽を使うとシリコン部分を登ってしまったり、シリコンを食べて死んでしまうという話もあるので、ヤスデを飼育する場合はプラケースを使うのがいいと思います。
また、共食いをしたりもしないので、複数飼育することもできます。
プラケースは直射日光が当たらない場所で、乾燥しないように注意しましょう。ヤスデは乾燥に弱いので、飼育する場合は霧吹きを使って、毎日湿度が下がらないようにしましょう。
温度と湿度について
加温しなくても飼育することができますが、安全に飼育する場合は温度を25度前後で安定させるのがいいと思います。
パネルヒーターを使用しているとケース内が蒸れやすくなるので、風通しのいいとことで飼育して、蒸れすぎないようにしましょう。
湿度は下がりすぎないように注意してください。
乾燥していると死んでしまうことがあるので、飼育ケース内は乾燥しないように注意してください。なるべく風通しのいい場所で飼育して、毎日霧吹きで飼育ケース内を湿らせるようにしましょう。
床材について
ヤスデを飼育する際はカブトムシ用の腐葉土マットを使用するのがいいと思います。
厚めに床材を敷いておくと湿度も安定させやすいので、プラケースの半分ぐらいまで敷いておくようにしましょう。
飼育するときはプラケースに腐葉土と枯葉を入れて飼育するようにしましょう。ヤスデは腐葉土を食べるので、床材は腐葉土を使用するのがオススメです。
ヤスデの餌について
ヤスデは腐葉土や落ち葉などを食べますが、他にも野菜なども食べます。キュウリやナスなどの野菜を入れておけば食べてくれます。
他にも昆虫ゼリーを食べることもできます。
野菜の切れ端をそのまま入れていると腐ったりカビが生えてしまうので、餌皿を用意して、餌皿に入れて与えるようにしましょう。
野菜の切れ端は悪くなりやすいので、1日で食べきれる量を与えて、毎日交換するようにしましょう。
水入れは特に入れる必要はありません。やすでは腐葉土の水分や野菜から水分を摂取することができるので、ケース内が乾燥しないように注意してください。
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