ムカデにはどんな種類がいる?日本と世界にいるムカデを紹介!!

2019年2月4日

ムカデにはどんな種類がいる?日本と世界にいるムカデを紹介!!

ムカデは気持ちわるくて怖いイメージがありますが、ペットとして人気があり、飼育している人も多い昆虫です。毒があるので、飼育する際は注意が必要ですが、ペットとして飼育することができます。今回の記事ではムカデの種類について紹介します。

 

 

ムカデは毒があり怖いイメージがありますが、ペットとして飼育している人も多いです。捕食の迫力があり見た目もかっこいいので、飼ってみたい人も多いと思います。

 

一言にムカデといっても様々な種類がいて、世界には3000種を超えるムカデが生息していると言われています。

 

今回の記事ではムカデの種類について紹介するので、ムカデを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

日本に生息しているムカデ

 

世界には3000種を超えるムカデが生息していると言われています。日本に生息しているムカデの種類も多く、日本には100種類以上のムカデが生息しています。

 

まずは簡単に日本に生息しているムカデの種類を紹介します。

 

 

 

トビズムカデ

 

 

トビズムカデは日本に生息しているムカデの中では大きな種類になります。体長は大きなものでは20cm程度まで成長します。

 

オオムカデと呼ばれる種類はこのトビズムカデのことを言います。赤い頭と足が特徴のムカデですが、個体によっては足が黄色いこともあります。

 

日本全土に生息していて、北海道から沖縄にかけて生息しています。暖かい季節によく見かけることがあり、雑木林などを探してみると見つけることができます。日本以外には東南アジアにも生息しています。

 

暖かい場所であれば1年中見かけることができます。ゴキブリやバッタなどの昆虫やネズミなどの小動物を捕食します。

 

冬眠するムカデなので、冬場は落ち葉の間など、湿気のある場所で越冬します。

 

なので、餌となるゴキブリなどが発生していると民家に侵入してくることがあります。

 

トビズムカデの特徴や飼育方法について紹介!!

 

アオズムカデ

 

 

アオズムカデは7〜10cm程度まで成長するムカデで、比較的し小さめのムカデです。全身は暗い緑色のような色をしています。

 

トビズムカデは頭が赤くなりますが、アオズムカデは胴体と頭は同じ色をしています。

 

体は青みがかっていて、足は黄色っぽい色をしています。体が青みがかっているので、比較的見分けやすいムカデです。

 

本州や九州、四国などに生息しているムカデで、基本的には雑木林の中に生息していますが、産卵期になると民家に侵入することがあります。

 

 

アカズムカデ

 

 

アカズムカデは4〜7cm程度まで成長するムカデで、小さめのムカデです。

 

体は黒く頭と足が綺麗な赤色をしています。なので、トビズムカデと見た目が似ていますが、トビズムカデに比べると赤色が強く綺麗なムカデです。

 

本州や九州、四国などに生息しているムカデで、雑木林などに多く生息しています。

 

アカズムカデは日本に生息しているムカデの中では1番毒性が強いと言われています。噛まれるとかなり痛く、痺れたり晴れて炎症を起こしてしまいます。体は小さいですが、毒性は強いので扱いには気をつけてください。

 

また、アナフィラキシーショックを起こしてしまうことがあるので、自宅に侵入してしまった場合は特に気をつけてください。

 

 

 

イッスンムカデ

 

 

東南アジアに生息しているムカデですが、日本にも生息しています。名前の通り体長が2〜3cmほどしかない小さなムカデです。

 

毒性も弱く人を噛むことはほとんどないので、ムカデの中では安全な種類です。毒性が弱く買いやすいのでペットショップで見かけることの多い種類です。

 

ヤンバルオオムカデ

 

ヤンバルオオムカデは沖縄に生息している固有種です。

 

沖縄県北部の森の中や渓流に生息していて、川を泳ぐこともあると言われています。とても大きなムカデで、最大で25cmほどまで成長する、日本最大級のムカデです。

 

青い脚をしていて、とても綺麗なムカデなのでペットとして人気があり、2万円ほどで販売されていることが多いです。

 

大きなムカデですが、ムカデの中ではそこまで毒性は強くないと言われています。ペットとして一般的でなく、生態が詳しくわかっていないので、他のムカデに比べて飼育が難しい種類です。

 

 

世界に生息しているムカデ

 

 

世界には様々な種類のムカデが生息しています。中でもペットとしてよく飼育されている種類を紹介します。

 

 

タイワンオオムカデ

 

 

タイワンオオムカデは20〜25cmほどまで成長する大きなムカデです。

日本の南西諸島に生息しています。大きなムカデですは毒性はそれほど強くなく、噛まれても命に関わるほどのものではないそうです。

 

各節の間に黒いバンド模様が入っているので見分けやすい種類です。頭は赤い個体や黒い個体がいます。足も赤や黄色の個体がいて、様々な色彩の個体がいます。

 

 

ガラパゴスオオムカデ

 

 

ガラパコスジャイアントなどとも呼ばれているムカデです。

 

世界最大のムカデと言われていて、最大で60cmを超えるものが確認されているそうです。

 

ガラパコスという名前がついていますが、ガラパコス諸島の固有種というわけではなく、エクアドルにも生息しているそうです。

 

ペットショップでも販売されることはありますが、値段は数万円と高く、毒性も強く動きも早いので飼育する場合は注意してください。

 

 

 

ペリビアンジャイアントオオムカデ

 

 

ペルーやブラジルに生息しているオオムカデで、通常は30cm程度ですが、最大で40cmを超えることもある巨大な種類です。

 

ガラパコスオオムカデと混同されることがある種類です。足は黄色くて胴体は赤くはでな体色をしています。

 

トビズムカデの特徴や飼育方法について紹介!!

ムカデの毒性と刺された時の対処法を紹介!!

世界一うつくしい昆虫図鑑

研究者が教える動物飼育 第2巻 -昆虫とクモの仲間-

奇蟲

Posted by mushi-suki