サソリモドキの特徴や飼育方法について紹介!!
サソリモドキは奇蟲の中でも人気の高い種類です。サソリのように毒針を持っている訳ではなく、お尻には細長い尾を持っています。今回の記事では、サソリモドキの特徴や飼育方法について紹介します。
サソリモドキは世界三大奇蟲にも選ばれているとても不思議な見た目をしています。日本の一部地域にも生息しているので、日本でも観察することができます。
最近ではペットとして飼育されることもあり、爬虫類専門店などで販売されていることもあります。
今回の記事では、サソリモドキの特徴と飼育方法について紹介するので、サソリモドキを飼ってみようと思う方はぜひ読んでみてください。
サソリモドキの特徴
サソリモドキは日本の一部地域の他に、ヨーロッパやオーストラリア以外の亜熱帯地域に広く生息している昆虫です。
熱帯地域に広く生息していて、世界には70種類以上のサソリモドキがいると言われています。サソリに似ていますが、サソリのように毒針は持っていなく、腹部に細長い尾を持っています。
細長い尻尾がムチのように見えるので、ムチサソリとも呼ばれることがあります。前脚はサソリのように鋏状になっていて、この鋏を使って小型の昆虫などを捕食しています。
サソリモドキの毒性について
サソリモドキはサソリに似ていますが、毒は持っていません。
ただ、身の危険を感じると肛門腺からとても強い酢酸臭のするガスを出します。
このガスは酢酸とカプリル酸が混ざったもので、非常に臭いです。また、皮膚に着くと炎症を起こしてしまったり、目に入るととても危険なので、観察するときは十分気をつけてください。
サソリモドキは尾の付け根の肛門線から酢酸を噴射するので、海外ではビネガー(お酢)からとってビネガロンという名前で呼ばれています。
サソリモドキの販売価格
サソリモドキはペットとしても販売されています。
爬虫類の販売イベントや爬虫類専門店などを探してみると見つけることができます。種類にもよりますが、販売数の多いタイワンサソリモドキであれば1000円ほどで購入することができます。
値段の高いジャイアントサソリモドキでも5000円ほどで購入することができます。
ネットオークションでも販売されていることがあるので、サソリモドキを飼ってみたい方は探してみるのがいいと思います。
サソリモドキの飼育方法
サソリモドキははジメジメした場所の、倒木や岩などのかげに隠れていることが多いです。
なので、飼育する場合は飼育ケースに床材を敷いて、湿度を70%以上になるように床材を湿らせてください。夜行性で昼間は物陰に隠れているので、ケージ内には割れた鉢植えや流木を設置して隠れられる場所を用意してあげてください。
サソリモドキはジメジメした環境を好みます。乾燥した環境だと死んでしまうので、飼育ケージには水苔を入れた水入れを設置して湿度が下がりづらくしておきましょう。
サソリモドキは、暖かい地域に生息しているので、飼育する場合はパネルヒーターを使って、室温が25度前後になるようにしましょう。
サソリモドキは肉食の昆虫なので、餌はコオロギなどの生き餌を与えてください。餌をよく食べるので、毎日2匹ほどコオロギなどを入れておいて、いつでも餌を食べれるようにしておくのがいいと思います。
餌の量は餌を食べているか、様子を見ながら与える餌の量を調整してください。餌を与えすぎても寿命が短くなってしまうので注意してください。
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