カブトムシを交尾させるには?交尾の時期や注意点を紹介!
カブトムシを繁殖させようと思ったら、交尾をさせて産卵をしてもらわなければいけません。繁殖方法の記事で少し紹介していますが、今回の記事ではカブトムシの交尾について詳しく紹介します。
カブトムシは飼育も簡単で繁殖させることもできます。カブトムシの幼虫の飼育も楽しいのでカブトムシを飼育する方には、ぜひ繁殖にも挑戦してもらいたいです。
カブトムを繁殖させるためにはまずはカブトムシを交尾させる必要があります。繁殖はそれほど難しくないので、ちゃんと飼育すればカブトムシを繁殖させる事ができます。
今回の記事ではカブトムシの交尾について紹介するので、カブトムシを繁殖させてみようと思う方はぜひ読んでみてください。
カブトムシが交尾をする時期
カブトムシが交尾をするためには、しっかりと成熟していなければいけません。成熟とは簡単に言うと交尾や産卵が可能な状態まで成長したことを言います。
ちゃんと成熟していないと交尾することができず、一緒に飼育してもオスとメスが喧嘩をしてしまいます。
日本に生息しているカブトムシは外国産のカブトムシに比べて寿命が短く成熟が早いです。なので、孵化してから1ヶ月ほどで繁殖が可能になります。
カブトムシは孵化したばかりでは餌を食べません。孵化した後に餌を食べることを後食と言います。
孵化した後餌を食べ始めて2週間程度で成熟したと言われています。他にも餌の量が増えたり、ケース内で羽ばたくようになったら、成熟したと言われています。
自分で孵化させた場合は後食を確認するのがいいですが、野生のカブトムシを捕まえた場合はとりあえずペアで飼育してみないと交尾が可能かどうかがわかりません。
ペアで飼育するときの注意点
カブトムシを交尾させるにはオスとメスで一緒に飼育して、勝手に交尾をしてもらうと、人間の手で交尾をさせる方法があります。
ペアで飼育した方が自然に近い環境で交尾をさせることができるので、繁殖させる場合はオスとメスをペアで飼育するようにしましょう。
オスとメスを一緒に飼育する場合はSサイズ程度のケースを使用してください。ケースにはハスクチップなどを敷いて、あとは昆虫ゼリーと登り木を設置しておきましょう。
その後1週間ほど様子を見ながら、オスとメスを一緒に飼育してください。もし、喧嘩をしていたり、メスがずっと潜っているようであれば成熟していない可能性があるので、一度別々に飼育して、時間を置いてからペアでの飼育に挑戦してください。
1週間ほど一緒に飼育をしていて、オスとメスが喧嘩をしていないようで、餌を一緒に食べているようであれば交尾をしたと考えて良いと思います。
メスの背中にオスを乗せると交尾をすることがあります。この方法であれば交尾しているところを確認することができます。
自分でオスをメスの背中に乗せて交尾させることをハンドペアリングと言います。
交尾後の飼育方法
交尾を確認することができたり、1週間一緒に飼育をして仲良くしているようだったら、オスを繁殖用のケースから取り出し、メスだけで飼育してください。
メスにはしっかりと卵を産んでもらう必要があるので、栄養価の高い餌を与えましょう。
餌はバナナや繁殖用の昆虫ゼリーなどがオススメです。2〜3日ほど栄養価の高い餌を与えて、産卵の準備をさせておきましょう。
交尾が終わって2〜3日ほどしたら産卵用のケースにメスを移してください。
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