カブトムシの産卵や卵の管理方法について紹介!!

2019年1月26日

カブトムシの産卵や卵の管理方法について紹介!!

カブトムシは飼育が簡単で繁殖も簡単にできる昆虫です。オスとメスのカブトムシを一緒に飼育すれば、簡単に産卵させることができます。今回の記事では、カブトムシの産卵や卵の管理方法について紹介します。

 

 

カブトムシは子供にも人気の昆虫で、飼育したことがある人も多いと思います。飼育も簡単で繁殖も簡単にできるので、子供の自由研究などにもオススメです。

 

ちゃんと飼育すれば簡単に繁殖する事ができるので、幼虫から育ててみたい方は繁殖させてみるのがいいと思います。

 

今回の記事では、カブトムシの産卵方法や卵の管理について紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

 

 

カブトムシの産卵について

 

カブトムシを産卵させるためにはオスとメスのカブトムシを一緒に飼育する必要があります。

 

カブトムシはホームセンターやペットショップで購入することができます。7〜8月頃にオスとメスを同居させておくだけで、交尾をしてマットに産卵をします。

 

野生のカブトムシは交尾を終えていることが多いです。なので、採取した野生のカブトムシのメスを産卵用のケースに入れておくと産卵してくれることがあります。

 

野生のカブトムシのメスを飼育している場合は、飼育し終わった後マットをちゃんと確認してみてください。

 

カブトムシを採取した方が簡単に産卵させることができるので、カブトムシを採取することができるなら、メスのカブトムシを探してみるのがいいと思います。

 

カブトムシを交尾させるには?交尾の時期や注意点を紹介!

 

カブトムシの産卵環境の作り方

 

カブトムシを産卵させる場合には大きめの飼育ケースに厚めにマットを敷いて飼育しましょう。

 

マットを敷いたら少してで押しかためてください。マットは少し水分が入っている方がいいので、マットを軽く握って団子状になる程度に湿らせてください。

 

マットはあまり浅いと産卵しない事があります。なので、飼育ケースの7割ほどまで手で押しかためながらマットを敷いてください。

 

マットを入れた後は転倒防止に止まり木をいくつか入れて飼育すれば繁殖するための環境は完成です。

 

 

カブトムシの卵の管理方法

 

 

カブトムシの卵は3mmほどの大きさで、比較的大きいです。

 

色も白いので、黒いマットを使っていると簡単に見分けることができます。

 

カブトムシの卵は産卵したら、ケースからメスを取り出して、そのまま管理していると卵は孵化をします。

 

カブトムシの卵を管理するときは20度前後が適温と言われています。卵は9〜10月ごろに孵化するので、特に加温しなくても問題なく孵化します。

 

ケース内の温度が30度を超えると孵化しないことが多いので、産卵用のケースは直射日光が当たらずに温度の変化が少ない場所で保管するようにしましょう。

 

マットにはある程度湿度が必要です。定期的に霧吹きなどでマットを湿らせるようにしてください。

 

卵を取り出して管理する方法もあります。卵を取り出すときはマットに、ガス抜きをしたマットを霧吹きで湿らせて、マットをケースに8割ほど敷いてください。

 

ケースにマットを入れたら、つびでくぼみをいくつか作って、そこにスプーンなどで卵をすくって入れて行ってください。

 

卵をくぼみに入れたら、あとは上からふわっとマットをかぶせるだけです。卵は割れやすいので気をつけてください。

 

 

 

マットの割り出しについて

 

 

カブトムシの卵は9〜10月ごろに孵化をします。カブトムシが孵化をすると幼虫がマットを食べるので、ケースの外から確認することができます。

 

卵が孵化をして幼虫が生まれことを確認することができたら、ケースからマットを取り出して、割り出しをしましょう。

 

割り出しをするときは新聞紙や大きなタライなどにマットを取り出して、少しずつマットわ割りながら幼虫を取り出してください。

 

割り出しを行なっていると幼虫の他に孵化していない卵が出てくることがあります。孵化していない卵は元のマットに入れて、また保管するようにしてください。

 

数日すると孵化しなかった卵を孵化してくるので、また割り出しをして幼虫を取り出してください。

 

カブトムシの幼虫用マットの選び方を紹介!!

世界一うつくしい昆虫図鑑

研究者が教える動物飼育 第2巻 -昆虫とクモの仲間-