タイコウチの特徴や飼育方法、捕まえ方などを紹介!!

2019年2月11日

タイコウチの特徴や飼育方法、捕まえ方などを紹介!!タイコウチはタガメやゲンゴロウに似た水生昆虫です。日本に広く生息していて、馴染みの深い種類です。今回の記事ではタイコウチの特徴や飼育方法、捕まえ方などを紹介します。

 

 

タイコウチは日本の広い範囲に生息していて、泳ぐのもそれほど早くないので捕まえやすい水生昆虫です。

 

また、生き餌を与える必要はありますが、比較的飼育も簡単なので、捕まえて飼育することもできます。

 

今回の記事ではそんなタイコウチの特徴や飼育方法、捕まえ方などを紹介するので、タイコウチを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

タイコウチの特徴

 

 

タイコウチは北海道を除く日本全国に生息している水生昆虫です。水田や池などの他に、川の流れのゆるい場所に生息しています。

 

タガメのと同じように鎌状の前脚を持っていて、前脚を使っておたまじゃくしや小型の魚、エビ、昆虫などを捕まえて捕食しています。

 

口は鋭く針になっていて、針を刺して獲物に消化液を注入します。消化液を注入した後、獲物の体内が溶けたら、今度は消化した体内を吸って餌を食べます。

 

お尻には呼吸管と呼ばれる長い管が生えています。この管を水面に出すことによってタイコウチは呼吸をしています。

 

水中でも呼吸管を水面に出して呼吸することができるので、タイコウチは水草やアシなどにくっついて、獲物が目の前を通るのをじっと待っています。

 

タイコウチの体調は3cm前後なので、タガメに比べると半分ぐらいの大きさしかありません。

 

また、タイコウチにはヒメタイコウチという種類もいます。ヒメタイコウチはタイコウチよりも小さく2cmほどまでしか成長しません。

 

ヒメタイコウチはタイコウチの仲間ですが、水中ではなく地上に生息していて、湿気のある落ち葉の下などで生活しています。水の中に入らないので、お尻の呼吸管が短くなっています。

 

 

 

タイコウチとタガメの見分けかた

 

 

タイコウチはゲンゴロウやタガメと同じ水生昆虫で、タガメと似ています。タイコウチの方が体長が小さく、タガメはコオイムシ科に分類されていますが、タイコウチはタイコウチ科に分類されていて違う種類です。

 

タイコウチとタガメは似ているので、パッとみて見分けるのは難しいです。大きさが違うので、大きければタガメと判断することができますが、子供のタガメとタイコウチは見間違えることが多いです。

 

大人のタガメはタイコウチに比べて圧倒的に体長が大きく、手足も太くてしっかりとしているので、簡単に見分けることができます。

 

タイコウチとタガメにはお尻に呼吸器がついています。その呼吸器がタガメの方が長いので、それで見分けるのがいいと思います。

 

 

 

タイコウチの飼育方法

 

 

水生昆虫の中でも飼育が簡単なので、ペットにオススメです。

 

飼育する場合は飼育ケースに足場となる水草や流木を設置しておきましょう。水槽を使って飼育することもできますが、飛んで脱走してしまうことがあるので、蓋が閉まるプラケースで飼育するのがいいと思います。

 

水草を使用する場合はネットなどを張って脱走されないようにしておきましょう。

 

飼育ケースの中にはカルキ抜きした水を入れておいてください。水深はそれほどなくてもいいですが、生き餌を入れていると水質が悪化しやすいので、7分目ぐらいまでは入れておくのがいいと思います。

 

 

タイコウチの餌について

 

 

生き餌しか食べないので、タイコウチの体長に合わせて餌を用意するようにしましょう。

 

餌は小さいメダカやおたまじゃくし、エビなどがいいと思います。メダカは熱帯魚の餌用として熱帯魚屋さんやペットショップで販売されています。そう言ったものを購入して与えてください。

 

餌はタイコウチを飼育しているケースに入れて数日様子を見てください。餌を食べたあと食べ残しが底に落ちていることがあります。

 

食べ残しがあると水質が悪化してしまうので、食べ残しがあったらネットなどで取り除いてください。

 

 

タイコウチの繁殖方法

 

 

タイコウチは繁殖させることもできます。

 

タイコウチを繁殖させたい場合は大きめのケースでタイコウチを数匹飼育して、ケース内にはタッパーにミズゴケを入れて陸地を作っておきましょう。

 

うまくいくとミズゴケのなあに産卵をしてくれます。卵はそのまま様子を見ていると1〜2週間ほどで孵化をして、幼虫が生まれてきます。

 

幼虫は共食いをしてしまうので、いくつかのケースに分けて飼育するのがいいと思います。サイズが違うと共食いが起きやすいので、先に孵化したグループと後に孵化したグループに分けて飼育するのがいいと思います。

 

幼虫はだいたい1〜2ヶ月ぐらいで成虫まで成長します。幼虫が小さいうちはアカムシやメダカの稚魚、ボウフラなどの小さい餌を与えて飼育してください。

 

ある程度大きくなるとヌマエビなどを食べることができるようになりますが、自分の体よりも大きな餌は食べないので、体長に合わせて餌を変えるようにしましょう。

 

 

タイコウチの捕まえ方

 

 

タイコウチは泳ぐのがそれほど早くないので見つけることができたら、素手でも捕まえることができます。

 

ただ、網があった方が簡単なので網を持っていくのがいいと思います。

 

水田や池などに生息しているので、そう言った場所を探してみてください。流れが早い場所は嫌うのでなるべく流れがない場所がオススメです。

 

年中捕まえることができますが、冬になると泥の中で冬眠してしまい見つけるのが難しくなるので、夏頃に探すのがいいと思います。

 

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