ダンゴムシは飼える?ダンゴムシの飼育方法や餌を紹介!!
ダンゴムシはどこにでもいる身近な生き物です。飼育も難しくなく簡単に飼育することができます。見た目も可愛いので飼ってみたい人も多いと思います。今回の記事ではダンゴムシの飼育方法について紹介します。
ダンゴムシは岩の下や枯葉の下などに生息している昆虫で、日本ではどこにでも生息している生き物です。
身近な生き物で、子供がよく捕まえたりしますよね。飼育も簡単なので自由研究の題材としてもオススメです。
今回の記事ではダンゴムシの飼育方法について紹介するので、ダンゴムシを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
ダンゴムシの特徴
私たちがよく見かけるダンゴムシはオカダンゴムシと呼ばれる種類のダンゴムシです。
ワラジムシ目・ダンゴムシ科に属する生き物で、至る場所に生息しているので、子供のことに捕まえたことがあるに人も多いと思います。
ダンゴムシは名前に虫がついているので、昆虫だと思っている方も多いと思いますが、実はカニやエビの仲間の甲殻類です。
動きも遅くゆっくりと歩き、身の危険を感じると丸まる姿はとても可愛らしいです。
体長も小さく、大人でも1cm程度までしか成長しません。幼虫の場合は1.5mmほどで、脱皮を繰り返しながら成長します。
メスは背中に黄色い斑点があるので、オスとメスを見分けることができます。ダンゴムシの寿命が意外に長く3〜5年ほどです。
ワラジムシとダンゴムシの違いについて
ワラジムシとダンゴムシはとても似ていてて、同じ等脚目に分類される親戚のような生き物です。
パッと見では中々見分けが難しいと思います。
ダンゴムシは名前の通り団子のように丸まり、ワラジムシは草鞋のように体高が低く平べったいです。
ダンゴムシとワラジムシの見分けが難しい場合は丸まむ方がダンゴムシと覚えておくのがいいと思います。
ダンゴムシの採取方法
ダンゴムシは日本に広く生息しています。
公園や家の庭などで簡単に見つける事ができます。落ち葉は植木鉢などがあったらその下を覗いてみてください。ジメジメした場所で集団でかたまっている事が多いです。
動きも遅いので、見つける事ができれば簡単に採取する事ができます。
ダンゴムシの餌について
ダンゴムシは落ち葉などの植物を餌にしています。
ダンゴムシは落ち葉を食べてフンにすることで分解して、土壌を豊かにしてくれます。
落ち葉は乾いていてパリパリしているものよりも、濡れて腐敗が進んでいるものの方が好むので、落ち葉を入れたら、霧吹きなどで湿らせておくようにしましょう。
雑食性の昆虫なので、落ち葉の他にもキャベツなどの野菜やかつお節なども食べます。なので、料理をしていて余った食材を与えることで飼育することができます。
野菜の切れ端などをケース内にそのまま入れると腐ってしまい虫が湧いたりするので餌皿に入れて与えるようにしましょう。
ダンゴムシは様々なものを食べます。野菜の切れ端の他にもチーズを食べたという話もあります。ダンゴムシがどんな餌を好むのか色々与えて飼育してみるのもいいと思います。
ダンゴムシは少食であまり餌を食べません。餌を与えすぎるとケース内で餌が腐ってしまうので、与えすぎないようにしましょう。
ダンゴムシの飼育方法
ダンゴムシの飼育はとても簡単です。
落ち葉の他には飼育ケースと床材があれば飼育することができます。体長が大きな昆虫ではないので、小さいプラケースで飼育することができます。
床材は腐葉土を使ったり、ダンゴムシを捕まえた場所の土を採取するのがいいと思います。
落ち葉はダンゴムシの餌の他、隠れ家にもなります。
ダンゴムシは乾燥に弱いので飼育するときは霧吹きなどでケース内に水をかけて、土を湿らせてください。
ダンゴムシの繁殖方法
ダンゴムシは繁殖させることもできます。ただ、幼虫のことは死亡率が高いので、成虫まで育てるのは少し大変です。
ダンゴムシは6〜9月ごろが繁殖期になります。オスとメスを数ペア一緒に飼育しているとお腹に数十匹〜数百匹の幼生を育てます。
幼生は大きくなると母親から離れ、脱皮を繰り返すことで成長していきます。ダンゴムシの寿命は3〜5年ほでですが、生まれてから1年ほどで交尾をして産卵をすることができるようになります。
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