日本にはどんなクワガタがいる?日本にいるクワガタの種類を紹介!!
日本には様々な種類のクワガタが存在しています。クワガタは日本各地に生息しているので、夏休みにクワガタを捕まえたことがある人も多いと思います。今回の記事では、日本に生息しているクワガタの種類について紹介します。
クワガタは日本各地に生息していて、様々な種類のクワガタがいます。クワガタを捕まえた時はどんな種類のクワガタなのか気になりますよね。
クワガタは種類が多く、世界には1500種類ものクワガタがいると言われています。日本だけでも亜種を入れれば50種類ほどのクワガタがいます。
今回の記事ではクワガタの種類について紹介するので、捕まえたクワガタの種類がわからない方はぜひ読んでみてください。
日本に生息してくクワガタの種類
オオクワガタ
体長が大きく、クワガタの中でも人気の種類です。
体長は大きくなると85mmほどにも成長します。体長の大きなクワガタで8cmを越えるものはとても珍しいです。野生のオオクワガタは8cmほどまでは大きくならないと言われています。
オオクワガタはクヌギなどのウロや樹皮の裏などに隠れていることが多いです。
灯火採集でも捕まえることができますが、大きなオオクワガタはあまり集まってきません。
捕まえたい場合はクヌギの木のウロや樹皮の裏を探して、細い棒などで外に出して捕まえるのが良いと思います。以前は黒いダイヤとも呼ばれて高値で取引されていましたが、現在は値段も下がってきました。
野生のオオクワガタを捕まえるのは大変なので、販売しているオオクワガタを購入するのが良いと思います。
ノコギリクワガタ
ノコギリクワガタはノコギリのようにギザギザしているアゴが特徴的なクワガタです。
ただ、このアゴの形状は小歯、中歯、大歯によって大きく変わります。小歯はニッパーのような形のアゴをしていて、大葉はアゴが大きく湾曲しています。中盤はアゴは大きいですが、大歯ほど湾曲していません。
体色も赤っぽい茶色から黒まで色彩も個体によって違います。
比較的生息数が多く、平地でも見かける事が多い種類のクワガタなので、多くの場所で見つけることができ、クワガタの中でも捕まえやすく親しまれています。
木の枝などをじっくり観察するとノコギリクワガタが付いていることも多いです。灯火採取も効果的な方法です。
体長は最大で75mmほどと比較的大きなクワガタです。
ヒラタクワガタ
名前の通り平べったい体をしているクワガタです。色は黒く体長が大きくなるほど背中はつや消しになってきます。
アゴは太く内歯は大きなものが1本あり、その先には小さい内歯が複数付いています。
ヒラタクワガタはオオクワガタと同様にクヌギなどのウロや樹皮の裏に潜んでいることが多いです。
あまり飛ぶのが上手じゃないので、灯火採取で捕まることは少ないです。オオクワガタと同様に樹皮の裏やウロを探して、細い棒を使って取り出すのが良いと思います。
ヒラタクワガタにはサキシマヒラタクワガタ、チョウセンヒラタクワガタなどの様々な亜種がいます。
コクワガタ
コクワガタも見かけることが多いクワガタです。名前の通り小さい体をしていて、アゴの力もそれほど強くないので飼いやすいクワガタです。
体長は大きな個体だと5cm程度まで成長します。見つけやすいクワガタで木を観察するとコクワガタがいることがあります。
他にも灯火採取や木を蹴って落とすことで捕まえることができます。日本に広く生息しているクワガタで、捕まえやすいので初めてクワガタを飼育する場合はコクワガタの飼育から始めるのが良いと思います。
飼育もしやすい種類で、ちゃんと飼育する事ができれば2〜3年ほど生きます。
ネブトクワガタ
アゴの形が特徴的なので、見分けやすいクワガタです。大きな個体だとアゴの根元の方に大きな内歯が2つ付いています。
大きな歯があり根元が太く見えるので、ネブトクワガタという名前がついています。
ネブトクワガタはクヌギのウロや樹皮の裏に潜んでいることが多いです。ネブトクワガタを捕まえる場合も樹皮の裏やウロを探してみるのが良いと思います。
体長は大きな個体だと3cm程度まで成長します。日本全土に生息しているクワガタですが、見つけるのが比較的難しい種類です。
アカアシクワガタ
アカアシクワガタは裏返してみると足の付け根や腹部がが赤くなっています。背中は黒くて光沢がありツルツルしています。
灯火採取をしていると集まってくることの多いクワガタです。体長は5cm程度まで成長します。
アゴはまっすぐ伸びていて先端が少し内側に曲がっています。日本に広く生息しているクワガタでどこの地域でも見つける事ができます。
ヤナギの木に集まっている事が多いので、探すときはヤナギの木を探してみてください。
ミヤマクワガタ
ミヤマクワガタは頭部に突起があり、大きな個体ほど突起が大きく張り出します。
体色は茶色でつや消しになっています。孵化した直後には金色の体毛がついてきて、とても綺麗ですが、時間がたつと擦れて無くなっていきます。
ミヤマクワガタは深い山の中にいる事が多いので、深山という名前が付けられています。
深い山にいると言われていますが、実際は雑木林などでも見かける事ができます。灯火採取にもよく集まるので灯火採取をするのが良いと思います。
スジクワガタ
体長は大きなもので4cm程度まで成長します。平べったい体をしていて体色は黒くなっています。
体には縦筋が入っています。大きな個体はアゴの中央付近が斧のようになっています。スジクワガタもウロや樹皮の裏に隠れていることが多いので、探すときは樹皮の裏やウロなどの探して、細い棒で取り出して捕まえるようにしましょう。
ヒメオオクワガタ
アゴの形がオオクワガタに似ているのでヒメオオクワガタという名前がついています。
標高の高い場所によく見られ、ブナやヤナギの木についていることが多いです。灯火採取をしていると飛んでくることもあります。
探すときは木の枝周りなどをよく観察するのもオススメです。見つけたら網などを使って捕獲するようにしましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません