オオクワガタの幼虫の飼育方法や採取方法を紹介!!

2019年1月17日

オオクワガタの幼虫の飼育方法や採取方法を紹介!!

オオクワガタは国産のクワガタの中でも人気の高く、ペットとしてよく販売されているクワガタです。以前はオオクワガタは高い値段で取引されていましたが、近年は値段も落ち着いて飼いやすくなりました。値段も手頃なので飼ってみようと思う方も多いと思います。今回の記事ではオオクワガタの幼虫の飼育方法を紹介します。

 

オオクワガタの幼虫は以前に比べて値段も安く飼育も簡単なので、飼ってみようと思う方も多いんじゃないでしょうか。オオクワガタの飼育は簡単ですが、せっかくなら大きく育てたいですよね。

 

オオクワガタを大きく育てるためには幼虫の時期にどれだけ大きくさせるかが重要です。

 

オオクワガタの幼虫を飼育する場合は、大きく成長させるためにも飼育設備を整えてしっかりと飼育するのがオススメです。

 

今回の記事では、オオクワガタの幼虫の飼育方法について紹介するので、オオクワガタの幼虫を飼ってみようと思う方はぜひ読んでみてください。

 

オオクワガタの特徴や値段、飼育方法を紹介!!

 

オオクワガタの幼虫の入手方法

幼虫

 

オオクワガタの幼虫を入手するには購入するか採取する方法があります。

 

オオクワガタの幼虫はペットショップやホームセンターなどで販売されていることもあります。

 

また、ネットショップで購入することもできます。

 

オオクワガタの幼虫は500〜1000円ほどで販売されていることが多いです。値段もそれほど高くないので、採取するよりも購入するのが良いと思います。

 

採取する場合はクヌギの立ち枯れやキノコがついている木などから採取することができます。ただ、採取するのは難しいので、幼虫の採取に慣れている人と一緒に行くのが良いと思います。

 

 

オオクワガタの幼虫の飼育方法

 

 

幼虫を飼育する方法は

  • 菌糸ビン飼育
  • 材飼育
  • マット飼育

の3種類があります。

 

まずはそれぞれの飼育方法について紹介します。

 

 

菌糸ビン飼育

 

菌糸ビンとは粉砕された広葉樹にキノコ菌を加えたものです。キノコ菌によって木の成分が分解されて、幼虫が食べやすくなっています。

 

以前は発酵マットや木材を使って飼育されていましたが、最近では菌糸ビンを使って飼育されることが主流です。

 

菌糸ビンが1番大きくもなりやすいので、オオクワガタの幼虫を飼育する場合は菌糸ビンを使うのが良いと思います。

 

菌糸ビンとはキノコの菌が培養されたオガクズがボトルに詰められています。オオクワガタの幼虫はこのオガクズを食べて成長していきます。

 

オオクワガタは幼虫の時期にどれだけ大きくなったかで、成虫になったときの大きさが決まります。菌糸ビンは栄養価が高く大きくなりやすい餌なので、オオクワガタを起きく成長させたい場合は菌糸ビンがオススメです。

 

菌糸ビンでの飼育は簡単で、2〜3ヶ月に1度菌糸ビンを交換して、温度を管理しておくだけで飼育することができます。

 

温度は20どん前後が適しています。温度を管理しないでも日本の気候であれば問題なく飼育することができますが、孵化するまでに時間がかかってしまいます。

 

20度前後だと10〜15ヶ月ほどで成虫になります。早く羽化させたい場合は25度前後で管理するのが良いと思います。

 

25度前後で管理をしていると半年ほどで羽化します。ただ、温度が高くなりすぎたり、28度以上の環境がずっと続くと死んでしまうので気をつけてください。

 

 

材飼育

 

在位飼育はクヌギなどの材木に直接オオクワガタの幼虫を入れて飼育する方法です。

 

材飼育は菌糸ビン飼育やマット飼育に比べて成長するのが遅く、成虫になるまでに1年半〜2年ほどかかってしまいます。

自然に1番近い飼育環境で、以前は材飼育が主流でしたが、発酵マットや菌糸ビンなどが販売されてからは材飼育で飼育されることは少なくなりました。

 

材飼育は飼育に時間がかかったり、上質な材を入手することが難しく、内部を観察することができないなど飼育が少し難しい面が亜rます。

 

マット飼育

 

 

マット飼育は適切に湿らせた発酵マットを空き瓶などに詰めて幼虫を飼育する方法です。菌糸ビン飼育の方が大きく育てやすいですが、管理が簡単なので初めて幼虫を飼育する場合は発酵マットでの飼育がオススメです。

 

飼育している環境や幼虫の大きさにもよりますが、2〜3ヶ月ほどするとマットがパウダー状になります。マットがパウダー状になり、マットに空洞ができたらマットを交換してください。

 

最初と同じようにマットを詰め直して幼虫を移動させてください。幼虫が3齢になり蛹になる準備を始めている場合はマットは交換しないようにしましょう。

 

 

サナギになった時の飼育方法

 

 

オオクワガタの幼虫が菌糸をあまり食べなくなったり動かなくなって少しするとサナギになります。

 

クワガタやカブトムシは蛹室と言って、蛹になり羽化するための部屋を作ります。蛹になり羽化するときは体が柔らかく、少しの衝撃で体が変形してしまうほとデリケートな状態です。

 

なので、蛹になり羽化するために自分の体の周りの土を固めて蛹室を作ります。

 

ビンで飼育していると蛹室を作っているのが確認しやすいです。蛹室ができると、蛹室の中で幼虫はまっすぐに伸びたような状態になり動かなくなります。

 

見た目は幼虫のままですが、蛹になる前の段階で前蛹といい、蛹になる準備をしています。幼虫が蛹室を作って動かなくなったら飼育ケースを動かしたりせず静かに見守るようにしましょう。

 

前蛹になってからは10日〜2週間ほどで蛹へと変化します。

 

 

オオクワガタの幼虫を飼育するときの注意

 

オオクワガタの幼虫を飼育する際に特に気をつけたいのが、蛹室を壊してしまうことです。

 

幼虫を飼育しているとマットを交換する必要があります。蛹室が見える場所にあればいいですが、マットを交換する際に見えない場所に蛹室を作っていて、マットを交換する際に蛹室を壊してしまうことがあります。

 

もし蛹室を壊してしまったら人工蛹室を用意して、人工蛹室優しく写してそこで飼育するようにしましょう。

 

 

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