オオクワガタの特徴や値段、飼育方法を紹介!!

2019年1月19日

オオクワガタの特徴や値段、飼育方法を紹介!!

オオクワガタはクワガタの中でも人気が高く、ペットとして飼育されることが多い昆虫です。以前は高値で取引されていましたが、最近では値段も下がり飼育しやすくなりました。今回の記事ではオオクワガタの値段や飼育方法を紹介します。

 

 

オオクワガタは黒いダイヤとも呼ばれて以前は高い値段で取引されていました。オオクワガタは飼育が簡単で繁殖も簡単なので、最近は繁殖された個体が安い値段で販売しています。

 

飼育が簡単なクワガタなので、クワガタを飼育したことがない人でも簡単に飼育することができます。外国産の輸入が増えてきてもやっぱりオオクワガタは人気の高い種類です。

 

今回の記事ではオオクワガタの飼育方法や値段などを紹介するので、オオクワガタを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

オオクワガタの特徴について

 

 

オオオクワガタは日本に生息しているクワガタで、日本に生息しているクワガタの中では最大の種類で、オスの場合は7cmほどにも成長します。

 

アゴも太くアゴの先端は二又に分かれています。

 

オオクワガタの寿命は成虫で3年ほどです。体も丈夫なクワガタなので、よほど飼育環境が悪くなければ3年ほど行きます。

 

 

オオクワガタの値段

 

 

昔はオオクワガタの値段も高く、大きなものだと1000万円で販売されたこともありました。

 

安いものでもペアで20万円ほどで販売されていたそうです。

 

現在も生息地域や珍しい個体だと値段も高くなりますが安いものだと2000円ほどで購入することができます。

現在でも8cmを超えるサイズになると3万円以上で販売されています。

 

ペアでも3000円ぐらいで購入できます。値段も安く飼育も簡単なので、初めてクワガタを飼う人でも飼いやすいと思います。

幼虫であれば500〜1000円ほどで購入することができます。幼虫が小さいとオスとメスを見分けることができないので、幼虫を購入する場合は2〜3匹ほど購入するのが良いと思います。

 

日本に生息しているクワガタなので採取することもできますが、採取するのは大変なので、ペットショップやネットショップなどで購入するのが良いと思います。

 

オオクワガタの値段はどのぐらい?オオクワガタの販売価格を紹介!

 

 

オオクワガタの魅力とは

 

外国産のクワガタやカブトムシが輸入されるようになってもオオクワガタは特に人気の高い種類です。

 

子供の頃クワガタやカブトムシを探しにいったことがある人も多いと思います。ノコギリクワガタやコクワガタなどは捕まえやすい種類ですが、オオクワガタは自分で捕まえるのがとても難しい種類です。

 

なかなか手の届かない存在だっとので、大人になった今飼ってみたいと思う人も多いんじゃないでしょうか。

 

また、オオクワガタは外国産のクワガタに比べて飼育がしやすいのも人気の理由の一つだと思います。

 

オオクワガタは夏場の暑さにも強く、室内で飼育していれば越冬させることもできます。クワガタの種類によっては適正温度で管理しなければすぐに死んでしまったり、外国産のクワガタは低温に弱く18度以上をキープする必要があったり、飼育が難しいです。

 

その点オオクワガタは室内飼育であれば保温器具などを用意しないで飼育することができるので、初めてクワガタを飼育する方でも飼いやすいです。

 

また、寿命も長く通常2〜3年ほど、長生きな個体だと4〜5年生きることがあります。クワガタの種類によっては成虫になってから数ヶ月で死んでしまうものも多いですが、オオクワガタはとての長生きなので、長く飼育を楽しむことができます。

 

オオクワガタの飼育方法

 

 

オオクワガタは自然下では2年ほど幼虫で過ごし、その後サナギになり成虫へと羽化します。

 

成虫は2〜3年ほど生きて、その間に交尾をして産卵をします。繁殖させるのも簡単なのでオオクワガタを飼育する場合は繁殖に挑戦してみるのも良いと思います。

 

オオクワガタは温度を管理しなくても飼育することができます。プラケース、ハスクチップ、餌があれば飼育することができます。

 

一緒に飼育していると喧嘩をしてしまうこともあるので、飼育する場合はプラケースをクワガタの数だけ用意して個別に飼育するようにしましょう。

 

ケースには5cmほどハスクチップやマットを入れてください。園芸用の土を使うこともできますが、農薬が入っているとオオクワガタの害になってしまうので、昆虫用のマットを使用しましょう。

 

また、オオクワガタがひっくり返ってしまうと、起き上がれないこともあるので、ケースの中には足場になるような木を入れておきましょう。

 

餌は昆虫ゼリーで問題ありません。果物を与えて飼育することもできますが、水分が多いとおしっこの量が増えて、ケースないが不衛生になってしまいます。

 

なので、果物を与える場合はバナナやリンゴなどの水分の少ないものを与えてください。

 

果物に比べて昆虫ゼリーの方が使いやすく、栄養も豊富です。値段もそれほど高くなく、50個入りで500円ほどで販売されています。

 

 

 

オオクワガタの繁殖方法

 

 

オオクワガタを繁殖させるためには成熟したオスとメスが必要になります。基本的に繁殖が可能になるには孵化してからが6ヶ月ぐらいが目安だと言われています。

 

なので、オオクワガタの成虫を購入する場合は孵化日を確認しておきましょう。

 

オオクワガタを繁殖させるには大きめのプラケースと菌糸ブロック、昆虫マットが必要です。

まず昆虫マットを3cmほど敷いて、その上に菌糸ブロックを置きます。菌糸ブロックを置いたら、ケースの3分の2ほどまでマットを敷いたらそこでオスとメスを一緒に飼育してください。

 

1週間ほど一緒に飼育すれば交尾は完了していると思います。そのあとはオスを別のケースで飼育して、メスはそのまま産卵用のケースで飼育してください。

 

 

 

割り出しについて

 

 

産卵ケースでメスを飼育していて、交尾がうまくいって入れば1ヶ月ほどで幼虫が生まれています。

 

産卵が近くなるとメスは餌をよく食べるようになる傾向があります。産卵させる時は温度を25度前後で管理するのが良いと思います。

 

1ヶ月ほどメスを飼育しているとブロックやマットが穴だらけになります。穴だらけになったらメスは別のケースに移してください。

 

産卵セットの中に幼虫がいたら和地出して個別に飼育するようにしてください。産卵ケースの中の禁止ブロックをタライや新聞紙の上に出して、少しずつブロックをほぐして幼虫を取り出してください。

 

菌糸ブロックを崩していると幼虫の他に卵を見つけることもあります。卵を見つけたら、幼虫を取り出した後にケースに戻してください。

 

 

 

オオクワガタの幼虫の飼育方法

 

 

オオクワガタの幼虫は1頭づつ飼育するのが良いと思います。

 

幼虫の飼育には菌糸ビンがオススメです。菌糸ビンの中に幼虫を入れて、20度前後の温度で管理するのが良いと思います。

 

温度が高すぎると孵化が早まりますが、大きく成長しない傾向があります。なので、20度前後の温度でじっくり飼育するのが良いと思います。

 

菌糸ビンは3ヶ月に1度ぐらいの頻度で交換するようにしましょう。ビンの中の菌糸が減ってきた状態で飼育していると大きく成長しないので、菌糸が減ったら新しいものに交換してください。

 

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