カマキリを飼育しよう!カマキリの飼育方法や注意点を紹介!!
カマキリは見た目もカッコよくて、虫取りをしていると見かける機会も多いので、飼ってみたい人も多いと思います。今回の記事では、カマキリの飼育方法について紹介します。
カマキリは見かける機会も多いので、子供の頃に捕まえたことがある人も多いと思います。住宅街にも多く生息しているので、見つける機械の多い昆虫です。
捕まえたカマキリを飼ってみようと思っても、どうやって飼育すれば良いのかやどんな餌を与えればいいのか、わからないことも多いですよね。
今回の記事では、カマキリの飼育方法について紹介するので、カマキリを飼ってみたい人はぜひ読んでみてください。
カマキリについて
カマキリとは前脚が鎌のようになっていて、その鎌を使って昆虫などを捕食します。
肉食の昆虫で、昆虫以外にも小型の動物を捕食することもあります。カマキリは世界に2000種類以上生息していますが、日本には9種類ほどしか生息していません。
寿命は1年ほどで、春に孵化したカマキリは冬を超えることなく寿命を全うします。夏から秋にかけてよく見かけることがありますが、寿命が短いので飼育できるのは2〜3ヶ月ほどしかありません。
カマキリの食性について
カマキリは肉食性の昆虫で、昆虫や小動物を大きな釜で捕まえて捕食しています。自分よりも大きな小動物を捕食することもあり、カマキリは小型の鳥さえも食べることがあるそうです。
餌が少なくなると共食いしてしまうことがあるので、もし数匹カマキリを飼育する際は共食いが起きないように注意しましょう。
カマキリの共食いについて
カマキリは餌が少ない時だけでなく、交尾が終わったあと、オスがメスに食べられてしまう共食いが起きる場合があります。
交尾の後に共食いすることはよく知られていますが、実は必ずオスがメスに食べられる訳ではありません。メスが交尾相手のオスを食べるのは20〜30%ほどの確率だと言われています。
メスはオスを食べることで食べなかった場合よりも2倍ほどの数の卵を生むことができます。オスはメスに食べられなければ他のメスと交尾することができるので、食べられてしまっても食べられなくても自分の子孫を繁栄させることができます。
カマキリの飼育に必要なもの
カマキリはちゃんと餌を用意できれば飼育自体はそれほど難しくありません。それではカマキリの飼育に必要なものを紹介します。
飼育ケース
基本的にはプラケースでいいと思います。プラケースは値段も安く軽くて丈夫でメンテナンスも楽です。
カマキリの幼虫を飼育する場合は蓋の隙間から幼虫が逃げてしまうことがあるので、プラケースの蓋に、網目の細かいネットを挟んで脱走しないようにしましょう。
止まり木
止まり木はどんなものでもいいので、カマキリが止まっていられるように木の枝を入れておきましょう。
公園などに行くと木の枝などが落ちていると思います。そういったものを入れておくだけで大丈夫です。枝流木などの流木が熱帯魚ショップやホームセンターで販売されています。
水入れ
水が切れると死んでしまうので、飼育ケースには水入れを設置しておきましょう。水入れはペットボトルの底を切り取って使ったり、プリンのカップなどを使うのがいいと思います。
水をそのまま入れていると溺れてしまうことがあるので、水入れにはウールマットや脱脂綿を入れて溺れないようにしましょう。
水入れはすぐに汚れてしまうので、毎日脱脂綿と水を交換して清潔にしておきましょう。
水入れから水を飲まないこともあるので、カマキリを飼育する場合は霧吹きを使ってケース内に水滴をつけておくのがいいと思います。
カマキリの餌について
カマキリはなんでも食べます。
人間が食べる用の食品も食べることができるので、簡単に飼育したい場合は無糖ヨーグルトやソーセージなどを与えるのがいいと思います。
無糖ヨーグルトはピンセットなどに載せたり、スプーンですくって口元に持っていってください。
そうするとカマキリはスプーンを鎌で抑えてヨーグルトを舐めとります。他にはもちろん行きた昆虫を食べます。
ただ、野生の昆虫を採取して与えると寄生虫が体内にいることがあるので、野生の昆虫は与えないようにしましょう。
生き餌を与える場合は、爬虫類や熱帯魚用に販売されているコオロギやデュビアを与えるのがオススメです。生き餌であればピンセットなどで与える必要もなく、ケース内に生き餌を入れておくだけでいいので飼育が楽になります。
カマキリを飼育するときの注意点
カマキリは餌を与えると与えただけ食べてしまいます。食べている姿は可愛いので、餌をたくさんあげたくなりますが、与えすぎには注意してください。
カマキリは鎌で挟める程度の大きさの餌を2日に1匹程度与えれば十分です。
また、水が飲めないとカマキリは死んでしまいます。水が汚くいと水を飲まなくなってしまうので、カマキリを飼育するときはちゃんと水を毎日交換するようにしましょう。
カマキリの繁殖について
カマキリは共食いをしてしまう生き物なので、複数のカマキリを一緒に飼育していると共食いをしてしまうことがあります。
繁殖させる場合もオスとメスを一緒に飼育しているとオスのカマキリがメスに食べられてしまうことがあるので、同じケースに入れたら、交尾をしたのを確認したら別のケースに移すようにしましょう。
カマキリは8月の終わり頃から9月ごろに交尾をするので、そのぐらいの時期になったら、一緒のケースに入れて交尾させましょう。
交尾をしたら、9〜10月ごろに産卵をします。産卵は止まり木やプラケースの側面などに産み付けます。カマキリの種類にもよりますが1度の産卵で200〜300匹の卵を生みます。
暖かい場所で保管しているとカマキリの卵は1ヶ月ぐらいで孵化してしまうので気をつけてください。
カマキリを繁殖させる場合は卵は屋外で保管して、春頃に孵化させて、数匹飼育するようにケースに移して、あとは逃がしてあげるのがいいと思います。
生まれたばかりのカマキリはケースの隙間から逃げてしまうので、ケースと蓋の間に網目の細かいネットを挟んでおきましょう。
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