危険なサソリ!オブトサソリの特徴と毒性について紹介!
サソリはペットとして日本でも飼育されることが増えてきている昆虫です。サソリは毒でいが強いイメージがありますが、実際は強い毒を持っている種類はほとんどいません。ただ、オブトサソリはとても強い毒を持っています。今回の記事ではオブトサソリの特徴や毒性について紹介します。
サソリは海外の昆虫と思っている方もいますが、日本にも八重山諸島に2種類のサソリが生息しています。
サソリは危険なイメージがありますが、実際はほとんどのサソリは微弱な毒しか持っていなく、刺されても蚊に刺された程度なことが多いです。
ただ、オブトサソリにだけは注意が必要です。出会うことはないと思いますが、世界一の猛毒を持っているサソリと言われていて、大変恐れられているサソリです。
今回の記事では、オブトサソリの特徴や毒性について紹介するので、オブトサソリについて詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。
オブトサソリとは
オブトサソリはデスストーカーとも呼ばれていて、とても怖い別名がついています。
オブトサソリはとても獰猛で、一度狙った獲物を執拗に追いつずけるので、デスストーカーとも呼ばれています。
オブトサソリはヨーロッパや中東、北アフリカ、オーストリアなどの熱帯地域に生息しています。
乾燥した環境を好むので、砂漠などの乾燥した地域に生息しています。夜行性の昆虫で、昼間わ岩陰などに隠れていることが多いです。
夜になると隠れ家から出てきて、コオロギなどの小型の昆虫を捕食しています。
オブトサソリの特徴
オブトサソリは10cm程度まで成長する中型のサソリです。
体は細くてハサミも小さいので、それほど凶暴には見えませんが、性格も凶暴で毒性も強いので危険なサソリです。
体色は黄色っぽいことが多いですが、緑色っぽい個体もいるそうです。
オブトサソリは体に比べて尻尾が太いので、尾太という名前がついています。オブトサソリは他のサソリと同様に餌を捕食するときは尻尾の先の毒針を刺して捕食してます。
オブトサソリの毒性について
オブトサソリは毒性が強いことで有名なサソリです。
オブトサソリが分類されているキョクトウサソリ科のサソリは毒性が強いことでも知られていますが、その中でもオブトサソリの毒性が1番強いと言われています。
オブトサソリはアジトキシン、カリブトキシン、スキラトキシンなどの非常に強い神経毒を持っています。
とても強い毒で、人を殺すこともできるほど強力で、現地では実際に死亡例もあります。
刺されると強烈に痛いらしく、その後、神経毒によって麻痺や言語障害、呼吸困難などの症状が現れ、最悪の場合呼吸ができなくなってしまい死んでしまうことがあると言われています。
オブトサソリに刺されることはないと思いますが、もし刺されたらすぐに病院に行くようにしましょう。
危険なサソリの見分け方
先ほども紹介しましたが、キョクトウサソリ科のサソリは強い毒を持っています。
キョクトウサソリは日本には生息していませんが、たまに輸入資材等に紛れ込んで日本に侵入してくることがあります。
実際に都内や港湾などでも確認されているので、もしかしたら日本で暮らしていてもサソリに出会うことがありかもしれません。
サソリを見かけたら、まずはハサミの大きさを確認して見てください。
キョクトウサソリ科のサソリはハサミや腕が細くなっています。それに比べてキョクトウサソリ科以外のサソリはハサミがしっかりしているので、それで見分けることができます。
まず出会うことはないと思いますが、もしものときのために危険なサソリの見分け方を覚えておくのがいいと思います。
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