オオゲジの特徴や生態について紹介!!
オオゲジは足の数も多く、長い脚を持っている見た目の気持ち悪い昆虫です。奇蟲が好きな人には人気が高い昆虫です。今回の記事ではオオゲジの特徴や生態について紹介します。
オオゲジはとても長い脚を持っています。見た目が気持ち悪いので、不快害虫として駆除されることが多いですが、ムカデのように毒を持っていたり、ゴキブリのように不衛生なわけではありません。
奇蟲はマニアックな人気があり飼育したいと思う人も多いと思います。危険な昆虫ではないので、飼育しようと思えば飼育することもできます。
今回の記事ではオオゲジの特徴と生態について紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
オオゲジの特徴
オオゲジは最大で6cmほどまで成長する大きなゲジゲジです。6cmというとそれほど大きくないと思うかもしれませんが、脚を伸ばすと手の平ほどの大きなので、とても大きなゲジゲジです。
日本に広く生息していて、本州の他にも四国や九州、沖縄などにも生息しています。ムカデ網ゲジ目ゲジ科に属しているので、ムカデの仲間になります。
日本には小型のゲジと大きなオオゲジの2種類がいます。ゲジゲジはよくみると立派な牙を持っています。小型のゲジであれば自宅の軒下や庭のプランターの影などジメジメしたとこで見かけることが多いです。
オオゲジもどこでも見かけることができますが、ゲジに比べると見かけることが少ないです。
オオゲジは日本に広く生息していますが、南西諸島に生息しているゲジゲジは本州に生息しているものよりも大型で人気があります。
ゲジゲジは気持ち悪いイメージがありますが実際は性格も温厚で、無理やり触ったりしなければ噛まれることもありません。
顔をよく見るとコオロギのような顔をしていて、可愛らしい顔をしているので、なれるとそれほど怖くありません。
オオゲジの生態について
オオゲジは夜行性の昆虫で、夜になると昆虫を探して捕食します。
ムカデの仲間なので、ヤスデなどとは違い肉食の昆虫です。オオゲジは見た目が気持ち悪いので、不快害虫として嫌われていますが、ゴキブリなどの害虫を食べてくれるので、益虫でもあります。
ジメジメして暗い場所を好むので、洞窟などを探して見るとたくさんのオオゲジを見つけることができます。オオゲジは細くて長い脚を持っていますが、外敵に襲われるとこの脚を自切して足を囮にして逃げます。
なので、捕まえる時はなるべく脚をつかんだりせず、優しく触るようにしましょう。
オオゲジの毒性について
微量ですがオオゲジは毒を持っています。
噛まれても痛みや腫れが出ることはほとんどなく、もし噛まれてもそれほど影響はありません。また、オオゲジは臆病な性格で、積極的に自分から人を襲うことはありません。
なのでそれほど怖がる必要はありません。
見た目は気持ち悪いので害虫として駆除されることが多いですが、実際には人間に害はないので見た目が大丈夫なら無理に駆除しなくてもいいと思います。
オオゲジの飼育方法について
オオゲジはペットとして飼育することができます。
飼育する際はプラケースなどの飼育ケースに腐葉土などの床材を敷いて、流木などを設置して隠れ家を用意してあげてください。
オオゲジは立体的に移動するのも得意なので、流木や登り木があると動き回ることができてストレスが減ると多います。
また、オオゲジは運動量のが多いので、飼育ケージは少し大きめのものを使用するのがいいと思います。オオゲジはジメジメした場所に生息しているので、湿度が下がらないように注意してください。
ゲジゲジを飼育する際は湿度は70%前後になるようにしましょう。湿度が下がってしまう場合はミズゴケなどを水に浸してから小さいケースなどに入れて設置しておくのがいいと思います。
餌はコオロギやデュビアなどの小型の昆虫です。餌は週に2回ほど与えて、翌朝食べ残しがあるようなら取り出すようにしましょう。
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