ゲジゲジって飼えるの?ゲジゲジの生態や飼育方法を紹介!!
ゲジゲジは手足が長く見た目もキモイ悪いので害虫扱いされることが多い昆虫です。ゲジゲジはペットとして飼育することもできます。今回の記事では、ゲジゲジの生態や飼育方法を紹介します。
ゲジゲジは見た目が気持ち悪い昆虫ですが、ムカデのように人を噛むことはほとんどなく、ゴキブリなどの害虫を食べてくれるので、実は益虫なんです。
人に掴まれたりすると噛み付いてしまうこともありますが、毒性は弱いので危険の少ない昆虫です。
今回の記事では、ゲジゲジの特徴と飼育方法について紹介するので、ゲジゲジに興味がある方はぜひ読んでみてください。
ゲジゲジの生態
ゲジゲジは世界中に生息していて、日本ではゲジとオオゲジの2種類がいます。北海道から本州、九州、四国など全国的に生息しています。
夜行性で基本的には落ち葉の下や岩の下などに生息しています。たまに自宅に侵入してくることがあります。
ゲジゲジは主にクモやゴキブリなどの小さい昆虫を食べるので、自宅に他の昆虫が生息しているとゲジゲジは発生してしまうことがあるので、気をつけてください。
湿気の高い場所を好むので、軒下などジメジメしている場所はゲジゲジにとって居心地がいいので、集まりやすいです。
体はムカデなどに比べて短く、移動する時は足を動かして体を滑らせるように移動します。
ゲジゲジはたくさんの足が特徴ですが、孵化したばかりの幼虫は手足は4本ずつの8本しかありません。
その後、脱皮を繰り返しながら成長するについれて、最終的に片側15本の合計30本の足が生えます。
ゲジゲジの天敵について
ゲジゲジは昆虫や爬虫類、鳥類が天敵になります。
ゲジゲジが天敵から身を守る時に足を切り離して逃げることがあります。トカゲの尻尾のように足を自切します。
自切した足はしばらく動いているので、足を囮にして、その間に本体は遠くへ逃げます。
天敵から逃げる時に自切した足は脱皮をするときに再生します。ただ、脱皮の回数は決まっているので、ずっと再生するわけではありません。
ゲジゲジの毒性について
ゲジゲジは毒を持っています。ただ、ゲジゲジの毒はそれほど強くありません。
ゲジゲジの毒の成分については詳しくわかっていませんが、噛まれてもそれほど痛くなく、腫れたりすることもありません。
また、ゲジゲジは臆病な虫なので、ムカデのように自ら人に噛むついたりするようなことはなく、すぐに逃げ出してしまいます。
素手で掴んだりすると噛まれてしまうこともあるので、無理やり捕まえたりはしないようにしましょう。
もし噛まれてしまった場合は幹部を洗ってから、ポインズンリムーバーで毒を吸い出しておきましょう。
ゲジゲジは毒性は弱いですが、噛まれた時に細菌に感染してしまう可能性もあるので、ちゃんと消毒しておくようにしてください。
ゲジゲジの飼育方法
ゲジゲジはプラケースで飼育することができます。
プラケースに腐葉土をなどのマットを敷いて、落ち葉を敷いておきましょう。流木やレンガや割れた植木鉢などを設置して隠れられる場所を用意しましょう。
ゲジゲジは乾燥した環境に弱いので、飼育する場合は霧吹きを使って、マットを湿らせておくようにしましょう。
また、ケース内が乾燥しないように定期的に霧吹きを使ってケース内を湿らせるようにしましょう。
餌は小型の昆虫を与えてください。爬虫類の餌用として、コオロギやレッドローチなどが販売されています。
サイズが大きいと食べることができないので、与える餌は食べられるようにサイズの小さいものを与えるようにしてください。
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