ムカデはつがいでいる時期やその真相を紹介!!
ムカデを1匹見たらもう1匹いる、ムカデはつがいでいる、って聞いたことありませんか?今回の記事ではムカデはつがいでいる時期やその真相を紹介します。
ムカデはつがいで行動していると聞いたことがある人も多いと思います。ムカデを退治しても近くにまだいると思うと怖いですよね。
今回の記事では本当にムカデはつがいで行動しているのかや、ムカデがつがいで行動している時期などを紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
ムカデはつがいで行動する?
結論から言うとムカデがつがいで行動することはありません。
ムカデはオスとメスで狩りをしたり集団で生活することはありません。また、同種同士でも共食いをするのでつがいで行動することはほとんどありません。
ただ、繁殖期になるとムカデはつがいで行動することがあります。
繁殖期になるとオスのムカデはメスのムカデの後ろについていく習性があります。なので、ムカデはつがいで行動すると言われているのはこれが原因だと思います。
ただ、オスのムカデは交尾をすればメスの後ろをついて歩くことをやめて、単独行動をしたり、メスに捕食されてしまいます。
なので、繁殖期の短い期間以外はムカデはつがいで行動することはありません。
ムカデはつがいで行動する時期
先ほども紹介しましたがムカデは繁殖期の交尾前の一瞬だけつがいで行動をします。
ムカデの繁殖期は地域にもよって違いますが5〜8月ごろです。この時期の交尾前であればつがいで行動しているのも見ることができることがあります。
また、ムカデは繁殖期が近くなると民家の軒下や民家の中など繁殖に適した場所に移動してきます。
繁殖期は民家の近くに移動してくるので、だれかがムカデはつがいで行動していると思ったのかもしれません。
また、餌が多い場所や暖かくて居心地のいい場所にはムカデが集まってくることもあります。
ムカデはゴキブリやバッタなどを食べるので、ゴキブリが多く生息している場所などには餌を求めて集まってくることがあります。
また、暖かい場所も好きなので、民家の暖かい場所などに集まってくることがあります。
民家の軒下などは天敵もしくなく繁殖に適している場所なので、繁殖期には民家近くで見かけることも多くなってくきます。
なので、5〜8月などの繁殖期に民家の近くでムカデを見つけたら、ほかにもムカデがいると思っておいたほうが安全かもしれません。
ムカデに噛まれるととても痛いので、そういった安全面を考えて、ムカデはつがいでいると言う迷信が生まれたのかもしれません。
ムカデの子育てについて
交尾が終わるとオスのムカデは単独で行動をしますが、メスのムカデは一生懸命に子供を育てます。
ムカデの卵は1ヶ月ほどで孵化しますが、その間メスのムカデは卵が乾燥しないように一つずつ舐めたりしながら、体を丸めてしっかりと卵を守ります。
その後、ムカデの子供が孵化しても2度目の脱皮までの間は同じように体を丸めてムカデの赤ちゃんを守っています。
なので、ムカデのメスは卵を産んでから、幼虫が2回脱皮するまでの間、餌を食べずに一生懸命に子供を育てる優しい昆虫です。
ムカデの赤ちゃんは白い体をしていて体も小さいですが、幼虫でも噛み付いてくるので、触ったりはしないようにしましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません