トノサマバッタは飼育できる?トノサマバッタの特徴と飼育方法や餌・繁殖方法を紹介!!

2019年1月23日

トノサマバッタは飼育できる?トノサマバッタの特徴と飼育方法や餌・繁殖方法を紹介!!

トノサマバッタは飛翔性が高く、遠くまで飛ぶことができるバッタです。サイズも大きいので子供にも人気のバッタです。河原などに行けば見かけることも多いので、捕まえて飼ってみたい人も多いと思います。今回の記事では、トノサマバッタの特徴や飼育方法を紹介します。

 

 

トノサマバッタは河川敷などに生息してるバッタで、身近なバッタなので子供の頃に捕まえたことがある人も多いと思います。

 

子供がトノサマバッタを捕まえたりして、飼ってみたいと言われても、どうやって飼えば良いかわからないですよね。トノサマバッタは飼育環境さえ整えて、ちゃんと餌を用意すれば問題なく飼育することができます。

 

今回の記事では、トノサマバッタの特徴と飼育方法について紹介するので、トノサマバッタを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。

 

バッタを飼おう!バッタの飼育方法や餌・繁殖方法を紹介!!

 

トノサマバッタの特徴

 

 

トノサマバッタはダイミョウバッタとも呼ばれているバッタです。

 

日本の他にもアフリカなどにも生息しているバッタです。日本に生息しているバッタの中では1番大きなバッタで、大人になると、5cm前後まで成長します。

 

オスよりもメスの方が体長が大きく成長します。体色は緑色や茶色などの色合いをしていて、個体によって違います。

 

基本的はナチュラルな体色をしていますが、突然変異でピンクや黄色い個体が生まれることもあります。

 

寿命は短く3ヶ月ほどです。個体によっては半年ほど生きることがありますが、飼育下では半年ほど生きることはほとんどありません。

 

 

トノサマバッタの捕まえ方

 

トノサマバッタは高い草よりも低い草が生えている河原などに多く生息しています。草が多くなく、地面が露出している場所にも多く生息しているので、河川敷などを探してみると簡単に見つけることができます。

 

ただ、トノサマバッタは跳躍力が強く、見つけても遠くまで飛んで行ってしまうので、トノサマバッタを探しに行く時は虫網を持って異郷にしましょう。

 

地面を強く蹴ることで遠くまで飛ぶので、トノサマバッタが中々捕まらない場合は草地の方へ追い込むのがおすすめです。

 

 

トノサマバッタの飼育方法

 

 

トノサマバッタは脚力がすごく、飛翔性も高いので飼育する場合は大きなプラケースで飼育するようにしましょう。

 

なるべく広い環境で飼育するのが良いですが、大きなケースを用意することができない場合は最低限20cmサイズ以上のものを用意しましょう。

 

飼育スペースに余裕がある場合は幅が40cmほどのプラケースを用意してください。飛ぶことができるので、蓋がないと脱走してしまうので、蓋もちゃんと用意しましょう。

 

飼育ケースにマットを敷いておくと産卵する事があります。床材は乾いている川砂などをしようするのがいいと思います。

 

夏の終わりぐらいにに採取した個体だと交尾を済ませていることがあるので、そのままケースで飼育していると産卵して繁殖する可能性もあります。

 

飼育ケースには水入れを設置して水が飲めるようにしときましょう。水入れにはそのまま水を入れて設置すると溺れてしまうこともあるので、水入れにはウールマットを入れておきましょう。

 

 

 

トノサマバッタのエサについて

 

 

トノサマバッタはイネ科の植物を好むので、飼育する場合は公園や河川敷などに生えているイネ科の植物を与えましょう。

 

イネ科の植物は稲やススキ、ネコジャラシなどです。そのままケース内に入れているとすぐに枯れてしまうので、ビンなどを水差しに使って、水差しに入れてケース内に設置しましょう。

 

イネ科の植物以外にはレタスやキャベツなどの野菜も食べます。イネ科の植物が手に入りずらい場合はレタスやキャベツを与えるようにしましょう。

 

トノサマバッタの餌は何がいい?トノサマバッタが何を食べるのか紹介!!

 

トノサマバッタの繁殖

 

 

トノサマバッタを繁殖させる場合はオスとメスを数日間ほど同じケースで飼育して、交尾をしていることが確認できたら、別々のケースで飼育してください。

 

メスはマットを敷いたケースで飼育するようにしてください。マットは霧吹きなどを使って軽く湿らせておきましょう。

 

トノサマバッタのオスは自分よりも一回り大きなメスの背中に乗って後尾をします。オスは交尾が終わると少しして死んでしまいます。

 

メスは産卵は1度の産卵では死なず、他のオスと交尾しながら数回に分けて交尾をします。

 

 

幼虫を過密な状態で飼育すると群生相というタイプのトノサマバッタになります。群生相になると肉食性が強くなって、共食いしてしまうことがあります。

 

ただ、単独で飼育するよりも簡単に飼育することができるので、一緒に飼育するのが良いと思います。

 

トノサマバッタは寿命が短いので、1年間に2代進みと言われています。1度目は初のはじめ頃に産卵をして2度目は秋頃に産卵をします。

 

1度目に産んだ卵は1ヶ月ほどで孵化をして成長していきますが、秋に産卵した卵は気温が低いので、卵のまま冬を越してまた、春頃に孵化をして成長します。

 

気温が低いと孵化しないので、トノサマバッタを繁殖させる場合は気温が下がりすぎないように注意してください。

 

トノサマバッタは温度が高い環境で飼育すると孵化をするので、繁殖させる場合はパネルヒーターなどを使って、管理するのが良いと思います。

 

 

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