トビズムカデの特徴や飼育方法について紹介!!
トビズムカデは黒い体に赤い頭、黄色や赤の足をしていて、とても派手なムカデです。日本に生息しているムカデで、ペットとして飼育されることもあります。今回の記事ではトビズムカデの特徴と飼育方法について紹介します。
ムカデは見た目も気持ち悪く、毒を持っているので、嫌いな人も多いと思いますが、ムカデはペットとして人気があります。
昆虫や小動物を捕食する姿には迫力があり、飼育もそれほど難しくないので、昆虫が好きな人にはオススメです。
今回の記事ではトビズムカデの特徴と飼育方法について紹介するので、トビズムカデを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
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トビズムカデの特徴
トビズムカデは日本で最大のムカデだと言われています。
オオムカデ科に属するムカデで、一般的にオオムカデと言うとトビズムカデのことを指します。
体長は12〜15cmほどですが、大きな個体だと20cmほどまで成長することがあります。寿命は長く6〜10年ほど生きると言われています。
体色は体は黒く光沢があります。頭は赤く派手な色をしていて、足は黄色のような肌色の個体や赤色の個体がいます。
見た目はとても毒々しくて派手な見た目をしています。
トビズムカデは日本の北海道から沖縄まで広い地域に生息していて、雑木林に多く生息していますが、餌となる昆虫や小動物がいれば、住宅街や民家などでも見かけることがあります。
トビズムカデの毒性について
ムカデの牙には毒腺という毒を通っている器官があります。ムカデは人に噛み付くことで、その牙から毒を体内へと注入します。
トビズムカデに刺されると激しく痛み、傷口が赤く晴れます。また、場合によっては激しい痛みだけでなく、アナフィラキシーショックになってしまう可能性もあります。
アナフィラキシーショックになると頭痛や嘔吐、呼吸困難などの症状が起こることもあるので、アナフィラキシーショックの症状が出たら、救急車を読んで病院に行くようにしましょう。
トビズムカデの毒はエイなどと同じタンパク質が主成分の毒になっています。このタンパク質が主成分の毒はお湯をかけることで分解することができます。
ただ、40度程度のお湯だと症状が悪化してしまうので気をつけてください。お湯の温度は43度以上でやけどしない程度の温度にしてください。
トビズムカデの捕まえ方
トビズムカデは日本に広く生息しているムカデなので、だいたいの地域で捕まえることができます。
よく生息しているムカデなので、飼いたい場合は捕まえてみるのがいいと思います。
基本的には暖かくなると活発に活動をするので、春〜秋にかけて見かけることが多いので春〜秋に探すのがいいと思います。
雑木林の落ち葉の下や朽木の下、石の下など湿気の多い場所に生息しています。また、湿気があって暖かい場所を好むので、民家の近くでも見かけることもあるので、民家の軒下などを探してみるのもいいと思います。
トビズムカデの飼育方法
トビズムカデを飼育する場合は大きめのプラケースか水槽で飼育することができます。
ただ、水槽を使っていると水槽のシリコン部分を登ってしまうことがあるので気をつけて下さい。
水槽を使う場合は水槽にはネットなどを貼って脱走しないようにしてください。飼育ケースにはミズゴケなどの保湿性の高い床材を敷いて、湿度が下がらないようにしておきましょう。
ムカデは床材を湿らせておけばそこから水分を補給することができるので、水入れは必要ありません。
ケース内が乾燥しないように2〜3日に1回ほど霧吹きをしてケース内を湿らせましょう。
この時に水が直接トビズムカデにかかると威嚇をしてストレスを感じてしまうので、生体には直接かからないようにしましょう。
暖かい環境を好むので、冬場など気温が下がるときはパネルヒーターを使って保湿するのがオススメです。
トビズムカデの餌について
トビズムカデを飼育する場合は昆虫を与えて飼育するのがいいと思います。冷凍の餌でもピンセットを使えば与えることもできますが、噛まれる危険もあるので、生き餌を与えるのがいいと思います。
生き餌はデュビアやコオロギがオススメです。数匹飼育ケースの中にいれておくとトビズムカデは勝手に食べてくれます。
餌はそれほどたくさん必要なく、週に1回1匹程度ケースに入れるだけで大丈夫です。
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