ミズカマキリを飼ってみよう!ミズカマキリの生態や飼育方法を紹介!!
ミズカマキリはタガメやゲンゴロウなどと同様に日本に生息している水生昆虫です。今回の記事ではミズカマキリの生態や飼育方法を紹介します。
ミズカマキリはカマキリという名前がついて、見た目もカマキリに似ていますが、実際はカマキリの仲間ではありません。
ゲンゴロウやタガメに比べるとあまり有名ではありませんが、日本に生息している水生昆虫です。
今回の記事ではミズカマキリの特徴や飼育方法について紹介するので、ミズカマキリを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
ミズカマキリの特徴
ミズカマキリは日本全国に生息している水生昆虫で、日本以外にも中国やロシアなどにも生息しています。
主に水田や池などに生息していて、ゲンゴロウなどに比べると水深の深い場所に生息していることが多いようです。
見た目は素早そうですが、それほど動きは早くないので、見つけることができれば捕まえうことはそれほど難しくありません。
ミズカマキリはカマキリと見た目が似ているので、カマキリとい名前がついていますが、カマキリとは全然違う種類です。
ミズカマキリはカメムシ目タイコウチ科ミズカマキリ属に分類されているので、カメムシの仲間になります。
ミズカマキリの食性
ミズカマキリはタガメやゲンゴロウなどと同様に肉食の水生昆虫です。主におたまじゃくしや小魚などを食べています。
カマキリのようになっている前肢を使って獲物を捕まえます。獲物を捕まえたら、ストローのように尖っている口を餌にさして、そこから消化液を餌の体内に注入します。
消化液を餌の体内に注入して、体内を溶かしたらそれを吸って食べてしまいます。
泳ぐのがあまり上手じゃないので、枯れ枝などに擬態して、目の前を通る獲物を捕まえて食べています。
ミズカマキリの幼虫はボウフラを食べてくれるので、ミズカマキリが生息している場所の周りは蚊が少ない傾向があります。
ミズカマキリの飼育方法
ミズカマキリを飼育する場合は飼育ケースの他に足場となる流木や水草が必要になります。
飼育ケースにカルキ抜きした水を入れて、あとは流木や水草を設置して飼育することができます。
あまり泳ぐ生き物ではないので、足場がないと疲れてしまって溺れてしまうことがあるので、ちゃんと流木や水草などの足場を作っておきましょう。
また、ミズカマキリは飛ぶこともできて、飛んで脱走してしまうことがあるので、逃げられないようにちゃんと蓋をしておきましょう。
水槽を使う場合は水槽に目の細かいネットなどを貼って脱走されないようにしておきましょう。
ミズカマキリの餌について
ミズカマキリを飼育する場合は生き餌を用意しましょう。
飼育する場合はメダカやおたまじゃくし、金魚などを与えるようにしましょう。飼育する水カマキリのサイズに合わせて餌を用意するようにしましょう。
餌は数匹水槽の中に入れておいて、少なくなったら新しく足すようにしましょう。
ミズカマキリの捕まえ方
ミズカマキリはペットショップなどで販売されていることもありますが、自分で捕まえることもできます。
ミズカマキリは泳ぎもそれほど上手じゃなく動きもそれほど早くないので、網があれば簡単に捕まえることができます。
ミズカマキリは農薬が入っていない水田や池などに集まっています。また、飛ぶことができるので、学校のプールなどにいることもあります。
池や水田近くであれば小さい水たまりにいることもあるので、そういった場所も見逃さないようにしましょう。
池に探しに行く場合は網を使って、水草の周りを救ってみてください。ミズカマキリが入ればこれだけで捕まえることができます。
ミズカマキリは1匹数百円で販売されているので、捕まえるのが面倒な場合は購入するのもいいと思います。
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