ムカデの子供の見分け方とムカデの子供の生態について紹介!!
ムカデは毒を持っているので、とても危険な昆虫です。たとえムカデの子供だとしても噛み付いてくるので注意が必要です。今回の記事では、ムカデの子供の見分け方とムカデの子供の生態について紹介します。
もしムカデは家の中で出たりしたら、大騒ぎですよね。ムカデは毒を持っていて、種類によっては毒性も強いので注意が必要です。
ただ、ムカデと似た生き物でヤスデがいます。ヤスデはムカデと似ているので、見分けがつかない人も多いと思います。
今回の記事ではムカデの子供の見分け方とムカデの子供の生態について紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
ムカデの子供とヤスデの見分け方
ムカデの幼虫はヤスデと似ているので、間違われることが多いです。
ムカデの成虫は10cmほどまで成長するので、見間違えることは少ないですが、2〜4cmほ幼虫は体長もヤスデと同じぐらいで見た目も似ているので間違えやすいです。
まずは簡単にムカデの子供もとヤスデの見分け桁紹介します。
丸まるのはヤスデ
1番簡単なのは木の棒などでつついて見えることです。
ヤスデは危険を感じると丸まるので、体が丸まればヤスデ、丸まらなければムカデと判断することができます。
ムカデは子供でも噛んでくるので、噛まれる危険性があるので、突く時は木の棒などを使って噛まれないように注意してください。
お尻に触覚のようなものがあればムカデ
突いてもわからない場合は触覚を見てみるのがいいと思います。ムカデはどっちが頭かわからないようにお尻にも触覚のような長い足がついています。
なので、頭とお尻両方に触覚のようなものがあれば、それはムカデです。小さくても噛まれることがあるので触らないようにしましょう。
ムカデの子供の生態
ムカデは種類にもよりますが、1回の産卵で多いと80個ほどまで成長します。
生まれた卵は約1ヶ月ほどで孵化して幼虫が生まれます。昆虫はだいたい卵を産んでも、その後世話することはありませんが、ムカデのメスは卵を大事に守ります。
ちなみにムカデのオスは交尾が終わるとどっかに行ってしまうか、メスに食べられてしまいます。
ムカデのメスは産卵すると体で包んで守ります。卵が孵化するまで卵が乾燥しないように卵を舐めたりしながら守ります。
卵が孵化をして幼虫が生まれてもまだメスのムカデは子供を守っています。ムカデの幼虫は脱皮を繰り返すことで成長します。
ムカデのメスは幼虫が2度脱皮するまで幼虫を守り、成長して自分で獲物を捕食できるようになるまで育てます。
ムカデのメスは産卵してから幼虫が大きくなるまで、餌を食べずに一生懸命子供を守っています。
ムカデは多くの卵を産み、幼虫をしっかりと育てるので、幼虫の孵化率が高いので、ムカデの幼虫が大量に発生してしまうことがあります。
ムカデの繁殖について
ムカデは交尾を行うとオスは精子の入った服をメスに渡し、メスはその袋を体内に取り込んで、体の中に精子を溜め込みます。
ムカデのメスは溜め込んだ精子を使って、その後も数回産卵をすることができます。なので、自宅の軒下などにムカデが生息していると、ムカデが大量に発生してしまうので気をつけてください。
ムカデは5〜6月ごろ、地域によっては8月ごろまで産卵を行います。なので、ムカデの発生を防ぐ場合は5〜6月の間にムカデが自宅近くに侵入しないようにしておきましょう。
ムカデはジメジメした場所が好きなので、軒下など湿度が高い場所や湿度が高くなりそうな場所には乾燥剤を置いておくのがオススメです。
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