危険な毒グモ!セアカゴケグモの特徴や毒性について紹介!!
セアカゴケグモは毒性が強いことで有名なクモです。特定外来生物で現在は様々な地域で見つかっているので注意が必要です。今回の記事ではセアカゴケグモの特徴や毒性について紹介します。
以前セアカゴケグモが見つかったことがニュースになったり、駆除したことがニュースになっていました。
それ以来セアカゴケグモのニュースは見なくなりましたが、現在もどんどんと生息域を人げていて、現在は44都道府県にセアカゴケグモが生息しています。
国内の広い範囲に生息しているので、噛まれないように注意する必要があります。
今回の記事では、セアカゴケグモの特徴や毒性、噛まれたときの対処法などを紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
セアカゴケグモの特徴
セアカゴケグモはオーストラリアに生息していたクモで、本来は熱帯や亜熱帯に生息しているクモです。
元々は日本に生息していなかったクモですが、1995年に大阪でみつかって以来、どんどんと生息域を広げていて、現在は44都道府県でセアカゴケグモが発見されています。
名前の通り背中に赤い模様があることが特徴です。体長はメスの場合は1cm程度、オスの場合は3mm程度ととても小さいクモです。
丸い体をしていて、メスの場合は全身が黒くなっていて、お尻の部分にひし形が2つ繋がったような赤い模様があります。
特徴的な模様をしているので、見分けるのはそう難しくありません。
セアカゴケグモの生息場所
セアカゴケグモは小さいクモで住宅街や公園などにも生息しています。
暖かい地域の生き物なので、暖かい場所を好み、日当たりのいい場所に好んで生息しています。
住宅街では、植木鉢やプランターの影や外に置いてあるサンダルの中、室外機の周りなど様々な場所に生息しています。
公園ではベンチの裏や排水溝の中、ブロックの隙間、自動販売機の裏などに生息していることが多いようです。
身近な場所に生息しているクモで、オーストラリアでは家の中に入ってくることもあるどうです。
特に6〜10月は繁殖期でセアカゴケグモも活発に活動するので特に注意が必要です。寒くなってくると暖かい場所で越冬することがあるので、エアコンの裏など暖かい場所に隠れていることもあるので、冬でも注意が必要です。
セアカゴケグモの毒性について
セアカゴケグモは毒を持っているクモですが、おとなしく臆病なので、人が近ずけばまず逃げます。
ムカデみたいに攻撃的ではないので、無理やり触ったりしなければ攻撃してくることはありません。
ただ、サンダルの中に隠れていたり、知らずに手をおいたところにセアカゴケグモがいた場合には、身を守るために攻撃してくることもあります。
セアカゴケグモにはα−ラトロトキシンと呼ばれる、タンパク質系の神経毒を持っています。
噛まれると噛まれた部分に針で刺されたような痛みがあり、その後、赤く晴れてだんだんと痛みが強くなってきます。
大体の場合はその後、数時間ほどで晴れと痛みは引いてきます。ただ、お年寄りや子供の場合はごく稀に下痢や嘔吐、寒気や頭痛、発汗などの症状があらわれることがあります。
そこまで強い毒ではなく、国内でもセアカゴケグモの毒によって死亡した例はありません。そこまで心配しなくてもいいと思いますが、噛まれると痛いので注意しておくようにしましょう。
セアカゴケグモに噛まれた時の対処法
セアカゴケグモの毒はタンパク質系なので、ムカデやエイのように43度以上のお湯で洗うことで分解することができます。
もし噛まれてしまったら、なるべく早く43〜45度のお湯で傷口を洗い流してください。
温度が低かったりすると症状が悪化してしまうので、ぬるいお湯や冷たい水で洗い流したりはしないようにしましょう。
もしお湯で洗った後痛みが広がったり、悪寒や頭痛などの症状が出たら、救急車を読んで病院に行くのがいいと思います。
病院に行く場合は噛まれたクモの種類がわかった方が正しい治療をすることができるので、噛まれたクモ駆除して持って行くようにしましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません