キリギリスは飼える?キリギリスの生態と飼育方法・繁殖方法を紹介
キリギリスが立派な後ろ足を持っている困窮です。日本国内には数種類のキリギリスが生息しています。今回の記事ではキリギリスの生態と飼育方法を紹介します。
キリギリスはバッタの仲間で、バッタの仲間の中では大型の種類です。種類も豊富でカラーバリエーションも多いので、ペットとして飼育されることもあります。
キリギリスは飼育もそれほど難しくないので飼育環境と餌を揃えれば簡単に飼育することができます。
今回の記事ではキリギリスの生態と飼育方法について紹介するので、キリギリスを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
キリギリスの特徴
キリギリスは体長が3cm前後で他のバッタに比べて体高が高いです。
一言にキリギリスといっても様々な種類のキリギリスがいます。
日本にはヤブキリやヒメギスなど10種類ほどのキリギリスが生息しています。体色はキリギリスの種類によって違い、ヤブキリは鮮やかなライトグリーンの退職をしていることが多いです。
キリギリスはペットショップで販売されていることもあります。販売価格は種類によって違いますが、ペットショップで販売しているので、他の昆虫に比べても飼育しやすいです。
キリギリスの寿命は3〜4ヶ月ほどです。それほど寿命が長くないので、自由研究などでも飼育しやすいと思います。
キリギリスの捕食方法
後脚を除いた足にはトゲトゲがついています。特に前脚には大きな棘がついています。
キリギリスはこのトゲのついた足で餌となる昆虫を抱きかかえることで、逃がさないようにします。キリギリス以外にもヤブキリやウマオイなど肉食性の強いキリギリスの仲間には同じ特徴があります。
キリギリスの飼育方法
キリギリスは鳴き声が綺麗な昆虫なので、ペットとして飼育されることが多いです。飼育も簡単で、プラケースや虫かごに足場や隠れ家、餌にもなるクズの葉などを多めに入れるだけで飼育することができます。
見た目が気になる場合は腐葉土などをケース内に強いて飼育するのも良いと思います。ただ、草の上で生活をしているので、土を入れなくても飼育することができます。メンテナンスを楽にしたい場合は新聞紙などを敷いておくようにしましょう。
キリギリスをよく観察したい場合は透明で観察しやすいプラケースを使用するのがオススメです。
ケースには水入れにウールマットやスポンジなどに水を染み込ませたものを入れて、設置しておきましょう。
水は毎日交換して清潔な水を毎日飲めるようにしておきましょう。飼育ケースないの温度が高くなるとキリギリスが死んでしまうので、直射日光の当たらない涼しい場所で飼育するようにしましょう。
キリギリスの餌について
キリギリスは種類にもよりますが、肉食性の強い雑食性の昆虫です。
キリギリスやヤブキリは肉食の強い昆虫なので、飼育する場合はコオロギの幼虫やレッドローチのSサイズなどを与えて飼育します。
生きたい昆虫の他にもツナ缶やドックフードなどを食べます。他にも煮干しや肉食の爬虫類用の人工餌なども食べるので生き餌の管理が大変な場合は試してみるのが良いと思います。
ドックフードなどの人工餌を与える場合は食べやすいように細かく砕いてから与えるようにしましょう。
生き餌の方が栄養価が高く、生まれる卵の量も多くなりますが、管理が大変なので累代飼育を目指さない場合はドックフードなどの人工餌で飼育するのがいいと思います。
キリギリスの繁殖について
キリギリスを繁殖させるのは大変です。キリギリスの卵は孵化するまでに時間がかかります。温度管理も大変なので、中々累代飼育することができません。
キリギリスの卵のうち数匹は冬を越えて翌年の春に孵化をして土から出てきますが、多くの卵は2年目3年目に孵化してきます。
なので飼育下だと何年も卵を管理するのが大変です。また、温度や湿度の関係で孵化する条件が揃わず、卵が腐ってしまうこともあります。
交尾させるにはオスとメスを一緒に飼育する必要があります。交尾をするとメスはオスを食べてしまうので、繁殖させる場合は共食いが起きてしまいます。
狭い飼育ケースで一緒に飼育していると交尾よりも前に共食いをしてしまうことがあるので、大きめの飼育ケースを使用するようにしましょう。
キリギリスのメスには産卵管と呼ばれる管がお尻の先についているので簡単に見分けることができます。
繁殖させる場合はペットボトルの底を切ったものや、タッパーなどに細かく砕いたバーミキュライトや赤土などを7〜10cm程度敷いた飼育してください。
産卵が終わったら飼育ケースを温度の変化が少ない場所に設置して、土が乾いてきたら霧吹きで床材を湿らせてください。
湿らせすぎると卵の発育が遅くなってしまい、死亡率が高くなってしまうので注意してください。
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